イベント情報
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書跡―国宝 法隆寺献物帳と古記録―、染織―幡と幡足―
【開催日時】
2018年3月13日(火) ~ 2018年4月15日(日)
9:30~17:00(入館は16:30まで)
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
第6室は絵画・書跡・染織を展示します。今回は書跡と染織の展示です。 書跡は「古文書と古記録」のテーマで、国宝の「法隆寺献物帳」をはじめ、聖徳太子の伝記である「古今目録抄」、中世の法隆寺とその門前のできごとを記録した「嘉元記」などを展示します。染織はさまざまな幡と幡足の展示。古代の寺院では幡と呼ばれる旗が掲げられ、儀式の場を彩っていました。法隆寺に残された幡や幡足の残欠を通じ、さまざまな幡の形態や用いられた織物の多様さを概観します。
【料金】
一般620(520)円、大学生410(310)円 -
展示 中国の漆工
【開催日時】
2018年2月27日(火) ~ 2018年6月3日(日)
9:30~17:00(入館は16:30まで)
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
中国漆工は新石器時代にさかのぼる古い歴史をもち、その装飾技法として、塗り重ねた漆を彫刻する彫漆、貝殻を成形して器体に貼付する螺鈿、漆器に文様を彫って金箔を充填する鎗金、文様部に色漆を施して線彫りの輪郭をほどこす存星などがあります。その文様にも、山水・花鳥・楼閣人物といった絵画的文様や、唐草文が抽象的に発達した屈輪文のほか、黒漆や朱漆を塗るばかりで器形を美しく表現する無文漆器など多種多様なものがあります。 今回は南宋時代の犀皮の優品、元時代から清時代の螺鈿漆器、鎗金の優品や屈輪漆器を集めて紹介します。
【料金】
一般620(520)円、大学生410(310)円 -
中国の書跡 近代の書-扇面と対聯を中心に-
【開催日時】
2018年3月6日(火) ~ 2018年4月22日(日)
9:30~17:00(入館は16:30まで)
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
乾隆・嘉慶年間(1736~1820)より勃興し、道光年間(1821~50)以降に隆盛を極めた碑学は、北魏時代の楷書碑や青銅器の銘文等の古代文字など、学書の対象を次々に広げていきました。一方、伝統的な帖学は、碑学に主流の座を奪われながらも依然として基本的な学書手法の位置を保ち、この形勢は中華民国の成立後も引き継がれることとなりました。碑学・帖学・碑帖兼習という様々な立場により前例をみないほど幅広い作風が現れた19世紀後半~20世紀前半の中国近代の書を、当時盛行した対聯や扇面などの作を中心に紹介します。
【料金】
一般620(520)円、大学生410(310)円 -
中国の絵画 橋本コレクションの近代絵画
【開催日時】
2018年3月6日(火) ~ 2018年4月15日(日)
9:30~17:00(入館は16:30まで)
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
橋本末吉(1902~91)氏は東京に生まれ、慶応義塾大学卒業後、大蔵省に入省。1939年に実業界に転身し後は、煙草原料株式会社、日本アルコール販売株式会社などで役員を歴任し、長く高槻に居を構えました。積極的に中国書画を蒐集したのは戦後であり、それまで評価の定まっていなかった近現代画にいち早く関心を示しました。
ここでは、厚みのある色彩の重なりが美しい清代末期の上海の画家、および海外体験を通じて中国絵画の近代化を進めた、中華民国時代の画家の花鳥画作品を中心に展示します。世界的に評価の高い橋本コレクションの優品を紹介し、 中国近代絵画の歴史をご覧ください。
【料金】
一般620(520)円、大学生410(310)円