イベント情報

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    特集展示 名もなき知識、発願者たち(写経編)

    【開催日時】
    平成30年2月6日(火)~平成30年3月14日(水)

    【開催場所】
    奈良国立博物館

    【内容】
    古写経の見どころは、美しい文字や華やかな装飾ばかりではありません。写経を通じて仏縁を結んだ人びと(知識)の名前を伝える遺品を紹介し、歴史に埋もれた祈りのすがたに触れていただきます。

    【料金】
    名品展の料金でご覧いただけます。

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    修理完成記念 特別陳列  薬師寺の名画-板絵神像と長沢芦雪筆旧福寿院障壁画-

    【開催日時】
    平成30年2月6日(火)~平成30年3月14日(水)
    午前9時30分~午後5時(金・土曜日は午後8時まで)
    ※2月8日(木)・11日(日)~14日(水)は午後8時30分まで、2月9日(金)・10日(土)は午後9時まで開館
    ※3月1日(木)・4日(日)~8日(木)・11日(日)・13日(火)・14日(水)は午後6時まで開館
    ※3月12日(月)は午後7時まで開館

    【開催場所】
    奈良国立博物館

    【内容】
    薬師寺が所蔵する旧福寿院障壁画(ふくじゅいんしょうへきが)は、近年奇想(きそう)の画家として注目を集める円山四条派(まるやましじょうは)の画家・長沢芦雪(ながさわろせつ)(1754~99)の代表作であり、また元禄期に奈良で多くの画事を残した明誉古磵(みょうよこかん)が富士図の絵筆を執っていることでも知られています。本障壁画について平成25年から足かけ4年余りにわたる修理が実施され、芦雪と古磵の筆力が遺憾なく発揮された大画面の彩りがよみがえりました。
     本展はこの修理完成を記念して、旧福寿院障壁画33面を一堂にお披露目するとともに、同じく近年本格修理と復元模写制作が行われた薬師寺鎮守八幡宮伝来の堯儼(ぎょうごん)筆板絵神像(いたえしんぞう)(重要文化財)を同時公開するものです。本展を通じて薬師寺に伝わった名画の魅力とともに、文化財修理の意義を広く知っていただければ幸いです。

    【料金】
    一般520円、大学生260円

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    特別陳列  お水取り

    【開催日時】
    平成30年2月6日(火)~平成30年3月14日(水)
    午前9時30分~午後5時(金・土曜日は午後8時まで)
    ※2月8日(木)・11日(日)~14日(水)は午後8時30分まで、2月9日(金)・10日(土)は午後9時まで開館(「なら瑠璃絵」開催期間中)
    ※3月1日(木)・4日(日)~8日(木)・11日(日)・13日(火)・14日(水)は午後6時まで開館(二月堂 お松明の期間)
    ※3月12日(月)は午後7時まで開館(二月堂 籠松明の日)
    ※いずれも入館は閉館の30分前まで

    【開催場所】
    奈良国立博物館

    【内容】
    奈良に春を呼ぶ行事とされる東大寺二月堂の「お水取り」は、正式には修二会(しゅにえ)といい、春を言祝(ことほ)ぐ仏教法会です。夕刻に二月堂へ向かう練行衆(れんぎょうしゅう)(参籠僧)の足下を明々と照らす「お松明」がよく知られていますが、法会の中心となるのは本尊・十一面観音菩薩に日頃の罪過を懺悔(さんげ)して五穀豊穣・除災招福を祈る「悔過(けか)」という儀式です。
     「お水取り」は天平勝宝4年(752)に、東大寺の実忠和尚が創始したと伝えられています。それ以来、一度も絶えることなく「不退の行法」として、戦乱や火災などの危機を乗り越えながら、1260年を超える伝統を守り続けてきました。高名な「お水取り」の儀式は3月12日の深夜に行われますが、実際には2月20日から月末までの前行(準備・潔斎期間)と、3月1日から14日(15日未明)の本行とを合わせた約1ヶ月の間、様々な儀礼を執り行います。
    本展は、毎年、「お水取り」がおこなわれる期間に合わせて開催する恒例の企画です。法会に用いられた法具や、儀式の様子を伝える文書、東大寺ゆかりの絵画、出土品などを通じて、奥深い「お水取り」の世界をご堪能いただければ幸いです。

    【料金】
    観覧料金:一般520円、大学生260円

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    名品ギャラリー 考古 日本出土の考古遺物

    【開催日時】
    2018年1月 2日(火) ~ 2018年3月11日(日)
    火〜木・日曜日 午前9時30分〜午後5時、金・土曜日 午前9時30分〜午後8時 (入館は閉館の30分前)
    休館日:月曜日

    【開催場所】
    京都国立博物館

    【内容】
    日本出土の考古遺物から縄文時代の石器・土器、弥生時代の石器・土器・青銅器、古墳時代の銅鏡・埴輪・須恵器、奈良時代の瓦、平安時代の瓦・経塚出土品などを展示します。

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    名品ギャラリー 陶磁 日本と東洋のやきもの

    【開催日時】
    2018年1月 2日(火) ~ 2018年3月11日(土)
    火〜木・日曜日 午前9時30分〜午後5時、金・土曜日 午前9時30分〜午後8時(入館は閉館の30分前まで)
    休館日:月曜日

    【開催場所】
    京都国立博物館

    【内容】
    やきものは観賞するだけでなく、食器や日常の調度品などに多く用いられており、私たちにとって身近な工芸品といえる。特に、東アジア各地では文様や形、色に至るまで、多種多様なものが作られ、その用途も幅広い。また、やきものは産地により、磁器や陶器といった材質や、土や釉薬の原料、装飾や焼成の技術に強い個性を持っている。日本と中国、朝鮮半島を中心に、東アジア地域でつくられたやきものの個性やその魅力について紹介する。

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    名品ギャラリー 中国絵画 奇想の画家・蘇仁山

    【開催日時】
    2018年1月23日 (火)~ 2018年2月18日(土)
    火〜木・日曜日 午前9時30分〜午後5時、金・土曜日 午前9時30〜午後8時(入館は閉館の30分前まで)
    休館日:月曜日

    【開催場所】
    京都国立博物館

    【内容】
    中国・清時代後期の広東を拠点にした画家・蘇仁山(そじんざん)(1814~50?)は、一風変わった画家として知られています。科挙に挑むものの失敗し、家族との確執を抱え、孤独を好みました。その画は力強い墨線で幻想的な独自の世界を作り出しています。画に添えた文章も難解で、ときに儒教批判を繰り広げました。生前はほとんど評価されませんでしたが、20世紀に入って広東に赴任した日本人外交官・須磨弥吉郎(すまやきちろう)(1892~1970)が積極的に収集をはじめてからは、奇想の画家として注目されるようになりました。この展示では、須磨弥吉郎のコレクションのなかから、蘇仁山の山水・人物・花鳥図をご紹介いたします。

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    名品ギャラリー 近世絵画  天球院の障壁画

    【開催日時】
    2018年1月23日(火) ~ 2018年2月18日(日)
    火〜木・日曜日 午前9時30分〜午後5時、金・土曜日 午前9時30分〜午後8時(入館は閉館の30分前まで)
    休館日:月曜日

    【開催場所】
    京都国立博物館

    【内容】
    天球院は、初代姫路藩主だった池田輝政の妹・天球院殿が、寛永八年(1631)に妙心寺山内に建立した塔頭です。天球院方丈を飾る障壁画は、狩野山楽(1559~1635)とその娘婿・山雪(1590~1651)によって制作されました。
    建物とともに失われることの多い近世の障壁画にあって、方丈全室にわたり、絵具の鮮やかさもそのままに、制作当初の美しさを保っているのはたいへん珍しいことです。しかも、これらの襖絵は、絵画史上における桃山時代から江戸時代へと移行する、その転換期に位置するきわめて重要な作品群なのです。

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    名品ギャラリー 中世絵画 着色花鳥図 ―美しき花、愛らしき鳥―

    【開催日時】
    2018年1月23日(火) ~ 2018年2月18日(日)火〜木・日曜日
    午前9時30分〜午後5時、金・土曜日 午前9時30分〜午後8時(入館は閉館の30分前まで)
    休館日:月曜日

    【開催場所】
    京都国立博物館

    【内容】
    花鳥図には墨一色で描かれるものと濃彩や淡彩を施すものがありますが、こと華やかさという点ではやはり後者を挙げるべきでしょう。咲き乱れる色とりどりの花と、その周囲で戯れる鳥たちの姿を眺めていると、どこか心が癒される気がします。ここでは、室町時代に制作された着色花鳥図の名品を展示しました。その様子は、まるでお互いが「美」を競い合っているかのようです。

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    名品ギャラリー 仏画 涅槃図

    【開催日時】
    2018年1月23日(火) ~ 2018年2月18日(日)
    火〜木・日曜日 午前9時30分〜午後5時、金・土曜日午前9時30分〜午後8時(入館は閉館の30分前まで)
    休館日:月曜日

    【開催場所】
    京都国立博物館

    【内容】
    釈迦は旧暦2月15日に涅槃に入ったとされ、2月15日もしくは新暦で調整した3月15日に涅槃会が行われます。その際に懸けられるのが、仏涅槃図です。大きな作品が多く、中には堂内に懸かり切らないほど巨大なものがあり、なぜ涅槃図にかほどの大きさが必要とされたかは、実は悩ましい問題です。最近は、バーチャルリアリティというか、見る人に自分もその場にいるような共感を持たせるためではないかと想像しています。鎌倉時代には、中国の新しい様式を取り入れた作品が激増しますが、これもその写実的な描写で臨場感を高めるためだったのでしょう。仏教の祖である釈迦は宗派を越えて尊信される存在であり、それが涅槃会を日本人に親しませるものとしたのでしょう。

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    名品ギャラリー 肖像図巻

    【開催日時】
    2018年1月23日 (火)~ 2018年2月18日(日)火〜木・日曜日
    午前9時30分〜午後5時 金・土曜日 午前9時30分〜午後8時(入館は閉館の30分前まで)
    休館日:月曜日

    【開催場所】
    京都国立博物館

    【内容】
    中国では、帝王や高僧の肖像を描き連ねた図巻は古くから存在しました。一方、日本においては鎌倉時代に肖像制作が活発化したことで、肖像画を連ねて巻物に仕立てる作品も多く作られ始めたと考えられます。巻物の形態で複数の人物を連ねることは、彼らが血統や法統の継承者であると証明する意味をもつこともあり、その作品は家や社寺の歴史を物語る宝物となりました。個々人の容姿だけでなく、図巻ならではの連なりの妙もお楽しみください。