イベント情報 (展覧会)
-
クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime
【開催日時】
2019年2月9日(土)~5月6日(月・休) 10:00~17:00 ※金曜・土曜は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(ただし、2月11日(月・祝)、4月29日(月・祝)、5月6日(月・休)は開館)、2月12日(火)
【内容】
クリスチャン・ボルタンスキー(1944年-)は、現代のフランスを代表するアーティストのひとりです。1960年代後半より短編フィルムを発表し始めたボルタンスキーは、1970年代に入り、写真を積極的に用いるようになりました。人が歩んできた歴史や文化人類学への関心を土台とし、写真やドキュメントとビスケット缶などの日用品を組み合わせることで、自己あるいは他者の記憶に関連する作品を多数制作し、注目を集めます。1980年代に入り、明かりを用いたインスタレーションを手掛けるようになったボルタンスキーは、子どもの肖像写真と電球を祭壇のように組み合わせて展示した「モニュメント」シリーズ(1985年-)で宗教的なテーマに取り組みます。それを発展させた《シャス高校の祭壇》(1987年)は、1931年にウィーンの高校に在籍したユダヤ人の学生たちの顔写真を祭壇状に並べ、その写真を電球で照らすというものでした。肖像写真を集めて展示する手法は、大量の死者の存在、具体的にはナチス・ドイツによるユダヤ人の大虐殺とその犠牲者のイメージを想起させるものとして解釈され、大きな議論を呼びました。第二次世界大戦期のユダヤ人の大虐殺は、ユダヤ系の父を持つボルタンスキー自身の問題とも結びつきます。パリのグラン・パレの広大なスペースを生かし、大量の衣服を集積させた《ペルソンヌ》(2010年)など、その後もさまざまな手法によって、歴史や記憶、そして死や不在をテーマとした作品を発表します。
1970年代からドクメンタ(ドイツ・カッセル)やヴェネチア・ビエンナーレなどの現代美術国際展に招待され、活躍の場を世界各地に広げたボルタンスキーは、日本でも、越後妻有アートトリエンナーレや瀬戸内国際芸術祭などで積極的に展示活動を行い、2016年には東京都庭園美術館で個展が開催されました。
国立国際美術館、国立新美術館、そして長崎県美術館の3館が共同で企画する本展は、ボルタンスキーの初期作品から最新作までを紹介する、国内初めての大規模な回顧展です。1970年代から近年までのボルタンスキーの様々な試みを振り返ると同時に、ボルタンスキー自身が「展覧会を一つの作品のように見せる」と語るように、作家自身が会場に合わせたインスタレーションを手掛けるという構想のもとに企画されました。半世紀を超える作家活動を経て、いまなお、積極的に創造を続けるボルタンスキーの広大なる芸術世界を紹介いたします。
【料金】
一般900円(600円) 大学生500円(250円)
( )内は20名以上の団体料金
高校生以下・18歳未満無料(要証明)
心身に障がいのある方とその付添者1名無料(要証明)
本料金で、同時開催の「コレクション3」もご覧いただけます。
夜間割引料金(対象時間:金曜・土曜の17:00─20:00)一般700円 大学生400円
2月24日(日)は天皇陛下御在位30年を記念して入場無料です。
【主催者】
主催:国立国際美術館、朝日新聞社
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協賛:ダイキン工業現代美術振興財団
【お問い合わせ先】
国立国際美術館
06-6447-4680
【Webサイト】
http://www.nmao.go.jp/exhibition/2018/post_189.html
【外国語対応】
英語, 中国語, 韓国語 -
UENOYES バルーン DAYS 2018 #2
【開催日時】
2018年11月23日(金・祝)~11月25日(日)
【開催場所】
水上音楽堂(上野恩賜公園野外ステージ), 水上音楽堂(上野恩賜公園野外ステージ) / 「旧博物館動物園駅」駅舎、⾕中地域
【内容】
UENOYES は⽂化を起点に⼈々の新たな社会参画を⽬的として、障害などの有無にかかわらず、⼦供から⼤⼈まで、⼈種や国を超えたさまざまな⼈々とともに、年間を通して多彩なプログラムを展開し、上野から世界に向けて発信しています。
今回実施するバルーンDAYS#2 では、公園に留まらず周辺地域と連携し、街中でもプログラムを展開します。
・旧博物館動物園駅の公開と展⽰ 「アナウサギを追いかけて」
会期:2018 年11 ⽉23 ⽇(⾦・祝)から2019 年2 ⽉24 ⽇(⽇)までの毎週⾦・⼟・⽇曜⽇ ※12/28-30 を除く
時間:11:00〜16:00 ※最終⼊場は15:30 まで(定員制・混雑時は⼊れ替え制)
場所:「旧博物館動物園駅」駅舎
・「ARTS TIME PROJECT って何?参加アーティストがそれぞれのプロジェクトについて語るリレートーク」
⽇時:2018年11 ⽉24 ⽇(⼟)10:30〜17:00(開場 10:00)⼊退場⾃由、飲⾷可
場所:⽔上⾳楽堂(上野恩賜公園野外ステージ)
・⾕中解放区「柏湯通り」
⽇時:2018 年11 ⽉25 ⽇(⽇)11:00〜17:30
場所:台東区⾕中6丁⽬付近(SCAI THE BATH HOUSE(元柏湯のギャラリー)から⾃性院に⾄る通り)
【料金】
無料
【主催者】
上野文化の杜新構想実行委員会、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
【お問い合わせ先】
上野文化の杜新構想実行委員会
03-5834-2396
【Webサイト】
https://uenoyes.ueno-bunka.jp/ -
しらみずアーツキャンプ
【開催日時】
2018年11月25日(日)9:00~18:00
【開催場所】
白水小学校(いわき市内郷白水町川平76)、みろく沢炭砿資料館(いわき市内郷白水町広畑223)
【内容】
国宝・白水阿弥陀堂がある内郷白水町は、いわきの炭鉱発祥の地であり、かつて炭鉱の町として栄えたところです。本イベントでは、常磐炭鉱の歴史を今に伝えるとともに、炭鉱の町の子供たちの教育を支え、今年度廃校となる「白水小学校」と、この土地で暮らし、炭鉱で働き、たったひとりで「みろく沢炭砿資料館」を作り上げた人物に焦点を当て、様々なプログラムを行います。ぜひこの機会にいわきの歴史や文化を学び肌で感じてみましょう。
また、みろく沢炭砿資料館一帯を会場に、市内在住の8組の作家が芸術展を開催します。この土地をどう捉えどう表現するのか、こちらもあわせてご覧ください。
【料金】
無料(一部有料あり)
【お問い合わせ先】
いわき潮目文化共創都市づくり推進実行委員会事務局(いわき市文化スポーツ室文化振興課)
0246-22-7544
bunkashinko@city.iwaki.lg.jp
【Webサイト】
http://iwaki-shiome.com/ -
栃木県立博物館テーマ展「ジョージ・ルイスと武田久吉-明治日光の昆虫・植物研究の先人-」
【開催日時】
2018/10/20(土)~2018/1/20(土)
【開催場所】
栃木県立博物館
【内容】
明治初期の日光。旅行者は少しずつ増えてはいたものの、交通は発達の途上にありました。奥日光の高山に至っては、妖怪変化がいるとまで言われた時代で、訪れる人はほとんどいませんでした。明治のなかば過ぎ、国内外の研究者が何人か入山しましたが、今の登山ではごく当たり前に用いられている実測の地図などは一切なく、山をよく知る案内人が必要な状況でした。
ここでは、そんな時代、深山に分け入って昆虫や植物を採集・研究していた「ジョージ・ルイス」と「武田久吉」が、どのような虫や草花に出会い、何を考え、残したのかを紹介します。
なお、当館では施設のバリアフリー化や、常設展示(企画展と同時に観覧可能)の多言語化を実施しています。
【主催者】
栃木県立博物館
【お問い合わせ先】
栃木県立博物館
028-634-1311
【Webサイト】
http://www.muse.pref.tochigi.lg.jp/
【外国語対応】
英語 -
第44回 静岡県障害者文化作品展
【開催日時】
2018/11/15(木)~2018/11/20(火)
【開催場所】
静岡県総合社会福祉会館1階 101・102・103会議室
【内容】
障害者自らが制作した作品を発表することによって、障害者の自立と社会参加促進の一助とすること、また、併せて障害者に対する社会一般の関心と理解を深めてもらうことを目的として開催しています。
この作品展には、①絵画、②書道、③写真、⓸彫刻、⑤工芸、⑥手芸、⑦文芸書画の7部門があり、障害を抱えながらも、時間をかけ、コツコツと一生懸命に作り上げられたバラエティ豊かな作品が並びます。
なお、本事業は第20回静岡県障害者芸術祭参加事業です。
【主催者】
社会福祉法人 静岡県身体障害者福祉会11/15
【お問い合わせ先】
社会福祉法人 静岡県身体障害者福祉会11/15
054-252-7829
【Webサイト】
http://www.e-switch.jp/shizuoka-shinsyo/ -
こころの健康フェア2018 第40回ハートフルアート展
【開催日時】
2018/11/2(金)~2018/11/8(木)
【開催場所】
静岡市民文化会館
【内容】
病院、施設等において、精神に障害のある方々が社会復帰活動の一環として、制作した絵画・工作・陶芸・書道・手芸等の作品展です。
作品を通して、県民と触れ合うことにより、精神に障害がある方に対する偏見を取り除き、地域社会における精神保健及び精神障害者の福祉に関する理解を深めて、社会復帰及び自立の促進を図ることを目的としています。
今年度の出展:団体部門 11団体、個人部門 6個人
第20回静岡県障害者芸術祭参加事業
【主催者】
静岡県精神保健福祉協会
【お問い合わせ先】
静岡県精神保健福祉協会
054-202-1220
【Webサイト】
http://www.mental-shizuoka.jp/ -
2018 八千代の秋まつり
【開催日時】
2018/11/16(金)~2018/11/18(日)
【開催場所】
八千代町中央公民館、町総合体育館 ほか
【内容】
町内のクラブ団体や特別養護老人ホーム、幼稚園、保育園の園児、小中学校・高等学校等生徒たちの発表の場として開催。総合体育館では、絵画、写真、書道、活け花、盆栽などの作品展示のほか、中央公民館では煎茶、絵手紙、囲碁、カラオケ、ピザ作り等の体験ができます。さらに中央公民館庭では、鼓笛、ブラスバンド、琴、お囃子などの演奏や踊りなどの発表、JAまつり、商工まつり、農畜産物コーナー、チャリティーバザーなども開催します。本文化祭は,一部バリアフリー対応の会場において実施します。*16日(金)は作品展のみ開催。
【主催者】
八千代町教育委員会生涯学習課
【お問い合わせ先】
八千代町教育委員会生涯学習課
0296-48-3819 -
再興第103回院展 茨城五浦展
【開催日時】
2019/2/23(土)~2019/3/24(日)
【開催場所】
茨城県天心記念五浦美術館
【内容】
再興第103回院展の出品作品から,日本美術院同人の作品をはじめ,日本美術院賞,奨励賞,天心記念茨城賞などの各賞受賞作品や茨城ゆかりの画家などの作品を紹介します。なお,本事業は,バリアフリー対応の会場で実施します。
【主催者】
茨城県天心記念五浦美術館
【お問い合わせ先】
茨城県天心記念五浦美術館
0293-46-5311
【Webサイト】
http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/00_top/01_schdule.html -
追悼-小林恒岳展
【開催日時】
2018/12/13(木)~2019/2/11(月)
【開催場所】
茨城県天心記念五浦美術館
【内容】
霞ヶ浦や筑波山をはじめ茨城の自然とそこに生きる鳥たちを温かな眼差しで描き続けた日本画家,小林恒岳(1927-2017)。初期の抽象画から環境破壊に警鐘を鳴らした1970年代の作品,さらに素直な自然観照に基づく作品まで,代表作によりその生涯と画業を紹介します。の会場で実施します。なお,本事業は,バリアフリー対応の会場で実施します。
【主催者】
茨城県天心記念五浦美術館
【お問い合わせ先】
茨城県天心記念五浦美術館
0293-46-5311
【Webサイト】
http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/00_top/01_schdule.html -
生誕120年 児玉希望展
【開催日時】
2018/10/13(土)~2018/11/25(日)
【開催場所】
茨城県天心記念五浦美術館
【内容】
生誕120年を迎えた日本画家,児玉希望の回顧展。明治31(1898)年,広島県に生まれた児玉希望は上京後,川合玉堂に師事し,大正10(1921)年の第3回帝展で初入選を果たします。以後,二度の特選を受賞して画壇での評価を確かなものとしながら,戦後は日展を舞台に西洋近代美術の研究にも意を注ぎ,昭和32(1957)年からはヨーロッパに約1年間滞在。水墨画への意欲を新たにした画家は,抽象表現や斬新な解釈による仏画にも新境地を開き,昭和46年に没するまで旺盛な創作を続けました。風景,花鳥,歴史人物,抽象表現,さらには水墨画や油彩画など希望の作品はバラエティに富んでいます。目まぐるしく作風が変遷した希望は,渡欧後,抽象表現に至って描くことの楽しさ,面白さを見出します。本展では初期から晩年までの代表作,約100点により常に'新しい一歩'を追い求めた希望の多彩な画業を紹介します。なお,本事業は,バリアフリー対応の会場で実施します。
【主催者】
茨城県天心記念五浦美術館
【お問い合わせ先】
茨城県天心記念五浦美術館
0293-46-5311
【Webサイト】
http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/02_tenrankai/01_kikaku.html