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中川一政の書 画家の余技に非ず!
【開催日時】
2019年9月7日~12月1日
9時~17時(入館は16:30まで)
毎週月曜日休館(祝休日の場合開館し、翌平日休館)
【開催場所】
白山市立松任中川一政記念美術館
【内容】
油絵を主軸に制作活動を展開した中川一政が、古希を越えてから本格的に取り組んだのが「書」です。
この中川の書に寄せられた「画家の余技」という声に、彼は「自分の全力を傾けたものは余技ではない」と応じています。
絵と同じく真剣勝負を挑み、独学で切り拓いた中川一政の書は、筆先に込めた気力が紙に宿り、あたかも息を吹き込まれて脈打つようです。
上手下手に捉われず、いきいきと躍動感豊かに表現された書の世界を、絵画作品やエッセイと共に紹介します。
【料金】
一般200円(100円)、高校生100円(50円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳を提示の方とその介護者1名は無料
【主催者】
白山市・白山市立松任中川一政記念美術館
【お問い合わせ先】
白山市立松任中川一政記念美術館
076-275-7532
nakagawakinen@city.hakusan.ishikawa.jp
【Webサイト】
http://www.hakusan-museum.jp/nakagawakinen/ -
中川一政 向日葵を描くーファン・ゴッホを超えてー
【開催日時】
2019年6月4日~9月1日
9時~17時(入館は16:30まで)
【開催場所】
白山市立松任中川一政記念美術館
【内容】
「向日葵」と聞いて多くの人が思い浮べるのは、オランダの画家ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh 1853-1890年)でしょう。一政にとっても、若き日に雑誌『白樺』で知ったゴッホ、そして彼の「向日葵」は大きな存在でした。ゴッホが、アカデミックな技法に拠らずに独自の表現法を切り拓いたことは、独学で画の道を歩んだ一政を大いに勇気づけるものでした。
今展では、中川一政の8点の「向日葵」を一堂に公開し、ゴッホに触発され、生涯 ‟生きて呼吸し、脈打つような画'を追い続けた一政の姿勢を、ゴッホへのリスペクトが込められた詩やエッセイと共に紹介します。中川一政が晩年到達した境地を、「向日葵」から感じていただければ幸いです。
併せて、「万葉集」を典拠にした新元号改元を記念して、中川一政が万葉集をしたためた書画を特集します。
【料金】
一般200円(100円)、高校生100円(50円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳を提示の方とその介護者1名は無料
【主催者】
白山市・白山市立松任中川一政記念美術館
【お問い合わせ先】
白山市立松任中川一政記念美術館
076-275-7532
nakagawakinen@city.hakusan.ishikawa.jp
【Webサイト】
http://www.hakusan-museum.jp/nakagawakinen/ -
中川一政 薔薇とマジョリカ陶器
【開催日時】
2019年3月9日~6月2日
9時~17時(入館は16:30まで)
【開催場所】
白山市立松任中川一政記念美術館
【内容】
中川一政が油彩で最も多く描いた〈薔薇〉。60歳代の後半から97歳までの約30年間に描いた〈薔薇〉は800点を超えますが、一つとして同じ〈薔薇〉なく、描き慣れた画題をなぞる惰性はありません。愛用の壺に自ら花を生けることで、日々感動を新たにして、昨日届かなかった領域に今日こそは、と手を伸ばし続ける革新の姿勢がそこにはあります。
これら薔薇や向日葵など一政の花の画に多く描かれているのが、マジョリカの壺です。一政が好んで蒐つめ、愛用したもので、16世紀頃ヨーロッパで作られた色鮮やかな陶器です。
生命感豊かな花と、それに負けない存在感をたたえるマジョリカの壺は、画面の中で拮抗しあい、動きとこれ以上ないバランスを生んでいます。
今展では、こうした〈薔薇〉作品と、そこに描かれたマジョリカの壺と共に紹介します。
【料金】
一般200円(100円)、高校生100円(50円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳をご提示の方とその介護者1名は無料
【主催者】
白山市・白山市立松任中川一政記念美術館
【お問い合わせ先】
白山市立松任中川一政記念美術館
076-275-7532
http://www.hakusan-museum.jp/nakagawakinen/ -
中川一政 挿画(さしえ)の世界
【開催日時】
2018年12月4日~2019年2月24日
9時~17時(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(12/24・1/14・2/11(月・祝)開館、12/25・1/15・2/12(火)休館)、年末年始(12/29~1/3)
【開催場所】
白山市立松任中川一政記念美術館
【内容】
中川一政が冬から春先にかけて描いた画題に椿があります。アトリエの冬の庭先に咲く藪椿を好み、自ら愛用に壺に挿し、あるいは文筥や柿などと取り合わせ、油彩や岩彩など手法を替えて幾たびも描いています。本館では、こうした椿作品や季節の画題や書を中心に公開します。
別館においては、中川一政が昭和初期から携わった連載小説の挿画に注目し、その代表作の一つ、「石田三成」(尾崎士郎著 昭和13年 都新聞夕刊連載)を特集します。油絵の制作と変わらぬ情熱で日々取り組んだ挿画は、連載小説の人気を牽引すると共に、当時の日本の挿画の地位を高めることになりました。小説家との気合を楽しみながら描いた一政の挿画の世界を紹介します。
【料金】
一般200円(100円)、高校生100円(50円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳をご提示の方とその介護者1名は無料
【主催者】
白山市・白山市立松任中川一政記念美術館
【お問い合わせ先】
白山市立松任中川一政記念美術館
076-275-7532
【Webサイト】
http://www.hakusan-museum.jp/nakagawakinen/ -
特別展「生誕125年 中川一政展-ひねもす走りおおせたる者-」
【開催日時】
2018年9月8日(土)~2018年11月25日(日) 9:00~17:00
※会期中、一部展示替えあり(前期:9/8-10/21、後期:10/23-11/25)
休館日:月曜日 (但し、9/17・9/24・10/8(月)開館、9/18・9/25・10/9(火)休館)
【開催場所】
白山市立松任中川一政記念美術館
【内容】
平成30(2018)年は、中川一政(1893-1991、文化勲章受章者)の生誕125年を迎えます。明治26年東京に生まれ、大正期に独学で画家を志し、昭和そして平成と97年の生涯を生き抜いた中川一政は、絵画を主軸としながらも挿画や書、陶芸、また短歌や詩、随筆など文芸にと幅広い活動を展開しています。躍動感豊かな作品は、今もなお多くの人々を魅了し、新たなファンを生み出しています。
本展ではこの節目を機に、絵画でその画業を辿ると共に、晩年から精力的に取り組んだ書と茶陶にスポットを当て、その創作姿勢ひいては生き様に迫ります。
併せて、武者小路実篤や野上弥生子、また向田邦子らとの親交も紹介します。
【料金】
大人300(200)円、高校生200(150)円
※( )は20名以上の団体料金、中学生以下及び障がい者手帳を提示の方とその介護者1名は無料
【主催者】
白山市・白山市立松任中川一政記念美術館
【お問い合わせ先】
076-275-7532
076-275-7532
【Webサイト】
http://www.hakusan-museum.jp/nakagawakinen/ -
中川一政の静物画・風景画 -自然を師として描く-Ⅰ・Ⅱ
【開催日時】
Ⅰ:2018年3月6日~6月3日、Ⅱ:2018年6月5日~9月2日
9時~17時(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(4/30・7/16(月・祝)開館、7/17(火)休館)
【開催場所】
白山市立松任中川一政記念美術館
【内容】
中川一政は、特定の師につくことなく、独学で画家の道を歩み出しました。
その独学の歩みを勇気づけたのは、大正期に日本に紹介されたゴッホやセザンヌらの画でした。
従来の技法から離れ、独自の画法を確立した彼らの姿勢に、一政は大いに触発されたのです。
セザンヌの「第一の師は自然である」という言葉に励まされ、直向きに戸外での写生に取組み、また静物画の構図を学んだ一政。
今回は、そんな一政の静物画と風景画にスポットを当て、セザンヌらへのリスペクトが込められたエッセイや画論と共に紹介します。
【料金】
【観覧料】一般200円(100円)、高校生100円(50円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳をご提示の方とその介護者1名は無料
【主催者】
白山市
【お問い合わせ先】
白山市立松任中川一政記念美術館
076-275-7532
【Webサイト】
http://www.hakusan-museum.jp/nakagawakinen -
中川一政の審美眼 自作とコレクションを中心に
【開催日時】
2017年11月28日~2018年3月4日 9時~17時(入館は16:30まで) 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)
【内容】
独学で画の道を歩んだ中川一政。しかし、晩年に到達した独自の画境は、決して無手勝流に描いてきたものではありません。美術の専門教育を受けることや特定の師に付くことに代えて、古今東西の芸術から学ぶことで眼を養い、自らの表現に活かしながら切り拓いていったものです。幅広い芸術から学んだものは、技法ではなく、そこに宿る精神にほかなりません。
観るだけでなく、手元に置いて自らの制作の糧とし、またモチーフにしたのが、今回展観する一政のコレクションです。中国や日本の禅僧の墨蹟や、中・近世のイタリアのマジョリカ陶器など、これらのコレクションはどのように制作に活かされたのでしょうか。自作とコレクションを合わせて紹介します。
【料金】
【観覧料】一般200円(100円)、高校生100円(50円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳をご提示の方とその介護者1名は無料
【主催者】
白山市
【お問い合わせ先】
白山市立松任中川一政記念美術館
076-275-7532
【Webサイト】
http://www.city.hakusan.ishikawa.jp/kankoubunkabu/nakagawakinen/index.html