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中川一政 薔薇とマジョリカ陶器

【開催日時】
2019年3月9日~6月2日
9時~17時(入館は16:30まで)

【開催場所】
白山市立松任中川一政記念美術館

【内容】
中川一政が油彩で最も多く描いた〈薔薇〉。60歳代の後半から97歳までの約30年間に描いた〈薔薇〉は800点を超えますが、一つとして同じ〈薔薇〉なく、描き慣れた画題をなぞる惰性はありません。愛用の壺に自ら花を生けることで、日々感動を新たにして、昨日届かなかった領域に今日こそは、と手を伸ばし続ける革新の姿勢がそこにはあります。
これら薔薇や向日葵など一政の花の画に多く描かれているのが、マジョリカの壺です。一政が好んで蒐つめ、愛用したもので、16世紀頃ヨーロッパで作られた色鮮やかな陶器です。
生命感豊かな花と、それに負けない存在感をたたえるマジョリカの壺は、画面の中で拮抗しあい、動きとこれ以上ないバランスを生んでいます。
今展では、こうした〈薔薇〉作品と、そこに描かれたマジョリカの壺と共に紹介します。

【料金】
一般200円(100円)、高校生100円(50円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳をご提示の方とその介護者1名は無料

【主催者】
白山市・白山市立松任中川一政記念美術館

【お問い合わせ先】
白山市立松任中川一政記念美術館
076-275-7532
http://www.hakusan-museum.jp/nakagawakinen/

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