イベント情報

  • 京都国立博物館

    須磨コレクションの嶺南派絵画

    【開催日時】
    2017年1月17日 ~ 2017年2月19日

    【開催場所】
    京都国立博物館


    【内容】
    「嶺南(れいなん)」とは、中国の南部、現在の広東(カントン)省を指す古い地名です。古くから交易の拠点として進取の気風にあふれたこの地域の絵画は、独自の展開を見せました。とくに20世紀に入って高剣父(こうけんぷ)(1879~1951)を筆頭とする一派は、明治以降の近代日本画を参照しつつ、伝統的な中国絵画の革新を目指しました。昭和初期に広東総領事として着任した須磨弥吉郎(すまやきちろう)(1892~1970)は、自ら書画を好んだこともあり、政財界にパイプを持つ高らと親交を結び、嶺南派の一大コレクションを形成しました。この展示室では、伝統的な中国絵画とは一味違う、嶺南派の近代絵画をお楽しみください。


    【料金】
    一般 520円(410円)
    大学生 260円(210円)


    【お問い合わせ】
    京都国立博物館
    075-541-1151


    【Webサイト】
    http://www.kyohaku.go.jp/jp/

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  • 京都国立博物館

    富士山の絵画

    【開催日時】
    2017年1月17日 ~ 2017年2月19日

    【開催場所】
    京都国立博物館


    【内容】
    富士山は、日本の絵画のなかでおそらく最もポピュラーなモチーフのひとつでしょう。はやく『万葉集』において日本の象徴と見なされていた富士山は、信仰の対象として、また景観の美しい名所として、現代にいたるまで連綿と描き継がれてきました。
     特に江戸時代には、東海道をはじめとする交通網の整備、さらに富士講の拡大にともなう登山者の増大もあって、おびただしい数の富士山図が描かれました。それらは、概念的な名所絵から実見にもとづく絵図のような作品まで、実にバラエティーに富んでいます。 富士山が見えない京都で、富士山の絵画を存分にお楽しみください。
     今年もよい一年でありますように。


    【料金】
    一般 520円(410円)
    大学生 260円(210円)


    【お問い合わせ】
    京都国立博物館
    075-541-1151


    【Webサイト】
    http://www.kyohaku.go.jp/jp/

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  • 京都国立博物館

    瀟湘八景図

    【開催日時】
    2017年1月17日 ~ 2017年2月19日

    【開催場所】
    京都国立博物館


    【内容】
    瀟湘八景図とは、景勝地として名高い洞庭湖(中国湖南省)付近の八通りの景観を絵画化したもので、北宋時代の文人画家・宋迪が創始したと伝えられます。八景の内訳は、山市晴嵐・遠(煙)寺晩鐘・漁村夕照・遠浦帰帆・瀟湘夜雨・洞庭秋月・平沙落雁・江天暮雪。いずれもこの地域に限定される風景ではなく、ごくありふれた身近な光景といってよいでしょう。そうした画題としての自由度やバリエーションの豊かさ、そして中国有数の名所への憧れが、わが国で瀟湘八景図が好まれた大きな要因です。


    【料金】
    一般 520円(410円)
    大学生 260円(210円)


    【お問い合わせ】
    京都国立博物館
    075-541-1151


    【Webサイト】
    http://www.kyohaku.go.jp/jp/

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  • 京都国立博物館

    涅槃図

    【開催日時】
    2017年1月17日 ~ 2017年2月19日

    【開催場所】
    京都国立博物館


    【内容】
    釈迦は旧暦二月十五日に涅槃に入ったとされ、二月十五日もしくは新暦で調整した三月十五日に涅槃会が行われます。その際に懸けられるのが、仏涅槃図です。大きな作品が多く、中には堂内に懸かり切らないほど巨大なものがあり、なぜ涅槃図にかほどの大きさが必要とされたかは、実は悩ましい問題です。最近は、バーチャルリアリティというか、見る人に自分もその場にいるような共感を持たせるためではないかと想像しています。鎌倉時代には、中国の新しい様式を取り入れた作品が激増しますが、これもその写実的な描写で臨場感を高めるためだったのでしょう。仏教の祖である釈迦は宗派を越えて尊信される存在であり、それが涅槃会を日本人に親しませるものとしたのでしょう。


    【料金】
    一般 520円(410円)
    大学生 260円(210円)


    【お問い合わせ】
    京都国立博物館
    075-541-1151


    【Webサイト】
    http://www.kyohaku.go.jp/jp/

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  • 京都国立博物館

    ふたつの遊行上人縁起絵

    【開催日時】
    2017年1月17日 ~ 2017年2月19日

    【開催場所】
    京都国立博物館


    【内容】
    時宗の開祖、一遍(一二三九~八九)の事跡を表した絵巻物は国宝《一遍聖絵(いっぺんひじりえ)》がよく知られています。今回は、それとは異なる系統の「宗俊(そうしゅん)本」をご紹介します。「宗俊本」はその名の通り宗俊という僧が撰述したとされることから呼ばれる通称で、聖絵とは異なり、一遍だけでなく、二祖他阿(一二三七~一三一九)の行状をも収める点が大きな特徴です。また、時宗寺院において、より広く流布したのも宗俊本の系統でした。今回展示する真光寺本と金蓮寺本はいずれも奥書に制作年を記す点で貴重な作品です。


    【料金】
    一般 520円(410円)
    大学生 260円(210円)


    【お問い合わせ】
    京都国立博物館
    075-541-1151


    【Webサイト】
    http://www.kyohaku.go.jp/jp/

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  • 京都国立博物館

    香りの調度

    【開催日時】
    2017年1月24日 ~ 2017年3月12日

    【開催場所】
    京都国立博物館


    【内容】
    香をくゆらせて空間を清め、心を静める習慣は、仏教とともに日本に伝わりました。
     平安貴族は、日々の暮らしのなかで、香の原料である草木の根や実、樹皮や樹脂、麝香猫の香嚢などを自分でブレンドし、その優劣を競ったり、人に贈ったり、衣服に?きしめたりして楽しみました。
     室町時代には、中国風の禅文化の影響のもと、一種類の香木を?く方法が主流となり、また中国漆器の香合や青磁の香炉などがもてはやされました。
     香木を一種類ずつ?くようになると、そこから数種類の香りを聞きわける遊び(組香)が生まれます。江戸時代には、この組香が発達し、さまざまな道具が工夫されました。
     香木はとても高価な舶来品であり、これを扱う道具もまた工芸技術の粋をあつめて作られました。溜息の出るような香りの調度を、どうぞじっくりとご堪能ください。


    【料金】
    一般 520円(410円)
    大学生 260円(210円)


    【お問い合わせ】
    京都国立博物館
    075-541-1151


    【Webサイト】
    http://www.kyohaku.go.jp/jp/

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  • 京都国立博物館

    特集陳列 皇室の御寺 泉涌寺

    【開催日時】
    2016年12月13日 ~ 2017年2月 5日

    【開催場所】
    京都国立博物館


    【内容】
    京都の東山に壮大な伽藍をかまえる泉涌寺は、いまから800年ほどまえ、俊?(しゅんじょう、1166~1227)により開創されました。寺名の由来は、境内の一角から清水が涌き出たことによるといいます。朝野の崇敬をうけるなかでも、「御寺」の名が示すように、とりわけ皇室とのつながりが深いことで知られています。この展示では、書跡・絵画・彫刻・工芸品など、さまざまな作品を通じ、泉涌寺の育んだ長い歴史を紹介いたします。


    【料金】
    一般 520円(410円)
    大学生 260円(210円)


    【お問い合わせ】
    京都国立博物館
    075-541-1151


    【Webサイト】
    http://www.kyohaku.go.jp/jp/

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  • 京都国立博物館

    特別公開 修理完成記念 鳥取・三佛寺の蔵王権現立像

    【開催日時】
    2017年1月17日 ~ 2017年2月19日

    【開催場所】
    京都国立博物館


    【内容】
    鳥取県三朝町に位置する三徳山三佛寺は、奈良時代の慶雲三年(七〇六)に役行者によって開かれたと伝える、鳥取県を代表する古刹のひとつです。そそり立つ岩山に築かれた国宝・奥之院は投入堂として有名で、かつてここには多数の蔵王権現が祀られていました。現在は、そのうちの正本尊と脇本尊、計7躯が麓の宝物殿に安置されています。いずれも国の重要文化財に指定されていますが、そのうちの2躯について、今年度、京都国立博物館内に設けられた文化財修理所にて修理がおこなわれました。このたび、その修理の完了を記念して、特別に脇本尊1躯を公開します。この機会にぜひご覧ください。


    【料金】
    一般 520円(410円)
    大学生 260円(210円)


    【お問い合わせ】
    京都国立博物館
    075-541-1151


    【Webサイト】
    http://www.kyohaku.go.jp/jp/

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  • 京都国立博物館

    開館120周年記念特別展覧会 海北友松(かいほうゆうしょう)

    【開催日時】
    2017年4月11日(火)~ 5月21日(日)

    【開催場所】
    京都国立博物館


    【内容】
    海北友松(1533~1615)は狩野永徳や長谷川等伯と並び称される桃山画壇の巨匠です。近江浅井家の家臣の家に生まれた彼は、若年を東福寺で過ごしましたが、主家や兄たちが信長に滅ぼされるに及び、還俗して狩野派の門を敲き、画の道に進んだと伝えられています。いま遺る作品のほとんどは狩野派から独立して以後の晩年期(60歳以降)のものですが、鋭い筆遣いが駆使された気迫溢れる水墨画や詩情豊かな大和絵金碧画などは、ほかの誰の作とも似ていない、まさに友松ならではのものといえましょう。この展覧会では、晩年期の代表作はもとより、数少ない初期作や新発見・初公開の作品、さらに諸人との幅広い交流の跡を物語る書状や文書類などを数多く展示し、83年にわたる友松の生涯を振り返ります。


    【料金】
    一般 1,500円(1,300円)
    大学生 1,200円(1,000円)
    高校生 900円(700円)
    中学生以下無料

    *( )内は前売および団体20名以上。
    *前売券の販売期間は、2017年1月11日(水)~4月10日(月)
    *障がい者の方とその介護者(1名)は、障がい者手帳などのご提示で無料となります。


    【お問い合わせ】
    京都国立博物館
    075-541-1151


    【Webサイト】
    http://yusho2017.jp/
    http://www.kyohaku.go.jp/jp/

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  • 東京国立博物館

    吉備・伯耆因幡の古墳文化-中国地方東部の歴史的特質-

    【開催日時】
    2016年11月1日(火) ~ 2017年3月5日(日)

    【開催場所】
    東京国立博物館


    【内容】
    岡山県・鳥取県は古代においては吉備(きび)および伯耆(ほうき)・因幡(いなば)と呼ばれました。両県は中国地方の東半分を占め、中国山地を挟んで南北に隣接しており、それぞれ瀬戸内海・日本海に面しています。また、弥生時代以来、九州地方や大陸から近畿地方以東へ新しい文化が伝わる際の沿岸のルートとして幅広い地域と交流してきました。

    とくに1970年代以降の研究で、弥生時代後期後半に出現した吉備・伯耆因幡地方を中心とした日本海側と瀬戸内側の墳丘墓が近畿地方における古墳文化の成立に大きな影響を与えていたことが明らかにされました。墳丘墓の斜面に貼られた特徴的な「貼石(はりいし)」や円筒形の大きな「特殊器台形土器」が、のちに古墳で用いられた葺石(ふきいし)や埴輪(はにわ)の起源となったことなどが知られています。また、古墳時代後半期には、近畿や九州地方の影響を受けながらも独自の古墳文化が育まれました。

    この特集では平成28年度考古相互貸借事業によって、吉備・伯耆因幡地方の特色ある古墳文化を岡山県立博物館・鳥取県立博物館の所蔵品を中心にご紹介します。


    【料金】
    一般620(520)円、大学生410(310)円
    (注)( )内は20名以上の団体料金です。
    (注)特別展の場合は別料金となります。各特別展の案内ページをご参照ください。
    (注)障がい者とその介護者各1名は無料です。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
    (注)高校生以下および満18歳未満,満70歳以上の方は,総合文化展について無料です。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳,健康保険証,運転免許証など)をご提示ください。

    子どもといっしょ割引…子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した入館者(子ども1名につき同伴者2名まで)は、団体料金で総合文化展を観覧できます。

    無料観覧日…国際博物館の日(5月18日)、敬老の日(9月第3月曜日。)は、総合文化展のみ無料です。


    【お問い合わせ】
    東京国立博物館
    03-5777-8600


    【Webサイト】
    http://www.tnm.jp/

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