イベント情報
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インド・東南アジアの考古
【開催日時】
2017年4月11日(火) ~ 2018年4月8日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
60万年以上前に遡る前期旧石器時代の楔形石器や、インダス文明滅亡後の前2千年紀に栄えた埋蔵銅器文化の銅器はいずれもインドから将来された希少な考古資料であり、これらの展示を通してインドの先史時代と古代の文化を紹介します。また、タイ北東部のバンチェン地方ではおもに前3~後2世紀に武器や装身具を主体とする青銅器の文化が栄えました。当館が収蔵する500点以上のバンチェン出土品から選りすぐった優品を中心に、銅鼓や桶形銅器など東南アジア各地からもたらされた多様な考古資料を一堂に集めて展示します。
【料金】
一般620円、大学生410円 -
クメールの彫刻
【開催日時】
2017年5月9日(火) ~ 2018年5月6日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
現在のカンボジアにおいて、9世紀初頭から600年余り続いたアンコール王朝の時代には、クメール族による独特の美術様式が完成しました。中でも11世紀末から12世紀にかけて造られたアンコール・ワットがその最盛期です。この部屋では10~13世紀にアンコールの寺院を飾った仏教およびヒンドゥー教の彫像、浮彫の建築装飾をはじめとする石造彫刻を展示します。いずれも第2次世界大戦中におこなわれた、フランス極東学院との交換品です。
【料金】
一般620円、大学生410円 -
朝鮮の陶磁
【開催日時】
2017年10月17日(火) ~ 2018年4月22日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
原三国時代から朝鮮時代までの陶磁史を概観します。 朝鮮半島では原三国時代に楽浪の影響を受けて製陶技術が発達し、三国時代には各地で覇を競う有力者の成長と相俟って、地域ごとに多様な形態の土器が作られるようになりました。やがて高麗時代には中国の影響のもとに青磁の生産が始まり、独自の様式が完成します。続く朝鮮時代になると粉青沙器や白磁など多様な陶磁器が焼かれるようになります。
今回の展示では、覗きケースにおいて三国時代の新羅を中心とする土偶や装飾土器や、朝鮮時代15~16世紀に焼かれた粉青沙器のうち、印花や象嵌文様が象徴的な作品を展示します。
【料金】
一般620円、大学生410円 -
朝鮮の王たちの興亡
【開催日時】
2017年10月17日(火) ~ 2018年4月22日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
朝鮮半島の三国時代に、各地の有力者が覇を競った様を装身具・金属器などを通じて概観します。青銅器時代に各地に生まれた有力者たちは、北の高句麗、西南の百済、東南の新羅、南の加耶諸国(~562年)という勢力にまとまり、それらは金・銀・銅・鉄・ガラス・ヒスイなどの素材を駆使し、それぞれに地域性豊かな装身具、武器、馬具、土器、瓦などを生産しました。
今回は、身分制度の発達とともに多様に展開した帯金具や、有力者の古墳の副葬品に用いられた青銅容器類を展示します。
【料金】
一般620円、大学生410円 -
朝鮮の磨製石器と金属器
【開催日時】
2017年10月17日(火) ~ 2018年4月22日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
朝鮮半島の青銅器時代・初期鉄器時代の作品を中心に、朝鮮半島の考古資料を展示します。石製や青銅製の武器、高度な鋳造技術によって作られた獣文飾板などにより、朝鮮半島に有力者が成長していく様をお示します。また、朝鮮半島北部に漢王朝が築いた楽浪郡における文字文化を示す硯や銘文磚・銘文瓦を展示します。なお、入口のケースには、当室の導入として金銅八角舎利塔を、中央のステージには、高麗時代の墓誌を展示します。
【料金】
一般620円、大学生410円