イベント情報 (公演)
-
「人形浄瑠璃 文楽」八戸公演
【開催日時】
2018/10/18(木)~2018/10/18(木)
【開催場所】
八戸市公会堂
【内容】
人形浄瑠璃文楽は、日本を代表する伝統芸能の一つで、物語を語る「太夫」・情景を音で表現する「三味線」・一体の人形を三人で遣う「人形」が一体となった総合芸術であり、1955年に「重要無形文化財」、そして2009年にはユネスコの「無形文化遺産」に登録された。地方においての文楽公演は少ないが、今回、関係者の熱意と尽力により八戸公演が実現したもので、周辺市町村を含めた人々はもとより、未来を担う青少年、来訪中の外国人にも鑑賞機会を提供できるものと考える。英語・中国語・韓国語のパンフレットを作成して言語の壁を取り除く取り組みを行うと共に、舞台袖に字幕スーパー装置の設置、開催会場を点字ブロック・スロープ・車椅子席が整う八戸市公会堂とするなど障がい者の鑑賞にも配慮した公演とする。日本文化の更なる国際化と確実な伝承の一助となるべく実施する事業である。
【外国語対応】
英語, 中国語, 韓国語 -
「が~まるちょば 2018」八戸公演
【開催日時】
2018/10/17(水)~2018/10/17(水)
【開催場所】
八戸市公会堂
【内容】
コンビ名の「が~まるちょば」は、ジョージア語で「こんにちは」の意味で、自ら海外公演の際に教わった言葉である。彼らのパフォーマンスは、言葉がまったく違う人々にも理解可能で、国籍も年齢も性別も宗教も問わず、解釈が無限に拡大していく。ストーリー性のある舞台作品とライブ感は、言葉や文化を超えて国内外で高く評価されており、彼らは2007年版Newsweek日本版「世界が尊敬する日本人100」に選出された。日本人が演じるパントマイムは'文楽'、'紙芝居'などに通じるテイストもあり、世界に通用するパフォーマンスである。この公演は聴覚障がい者、外国人にとってストレスがなく楽しむことができ、地域の人々にとっても世界に認められたアートに触れる機会にもなる。地域に於ける文化活動・実演芸術の拠点であり、点字ブロック・スロープ・車椅子席などが整う八戸市公会堂で開催するものである。 -
能楽鑑賞会とシンポジウム「女性が支える日本の伝統芸能」
【開催日時】
2018/6/1(金)~2018/6/1(金)
【開催場所】
セルリアンタワー能楽堂
【内容】
敷居が高く思われがちな能楽を、身近に感じてもらえるよう随所に工夫をこらした能楽鑑賞会である。600年続く、現存する世界で一番古い演劇といわれる能楽の、公演のみならず舞台裏や作り物等を見学し、橋がかりを歩き舞台へ上がる貴重な能舞台体験も併せて実施する。舞台上では面や装束を展示し当日の演目の解説をわかりやすく説明する。
また上演後には、長唄吉住流六代目夫人である吉住小三代様と能楽囃子方大鼓葛野流家元の亀井広忠師をパネラーにお迎えし、シンポジウム―女性が支える伝統芸能―を開催し、女性がどのように伝統の世界に関わってきたかを洞察する、能楽の世界を深く堪能できるプログラムである。チラシやパンフレットは英語も併用し、当日は同時通訳者による説明を行い、海外のお客様にも対応する。バリアフリーの会場は、障害を持った方にも対応でき、障がい者専属のスタッフも配置する。
【Webサイト】
http://hashigakari.org
【外国語対応】
英語 -
第66回 横浜能
【開催日時】
2018/6/2(土)~2018/6/2(土)
【開催場所】
横浜能楽堂
【内容】
横浜能は昭和28年に第1回が開催されて以来、半世紀にわたり市内の能楽愛好者団体である
横浜能楽連盟が中心になって開催してきた催し。66回目を迎える今回は、狂言「佐渡狐」と能「砧」を上演する。
施設は5席の車いす専用席(スペース)の他、障がい者専用駐車場を有する。外国語で対応できるスタッフ12名が「ENGLISHOK」のバッチを着用し公演時応対。また上演作品の英文解説を用意。場内に車いすのまま鑑賞できるスペースを5席分用意。
【Webサイト】
http://ynt.yafjp.org/ -
シアターコモンズ'18
【開催日時】
2018/2/22(木)~2018/3/11(日)
【開催場所】
港区立男女平等参画センター リーブラ
【内容】
シアターコモンズは、日常生活や都市空間の中で「演劇をつかう」、すなわち演劇的な発想を活用することで、「来たるべき劇場/演劇」の形を提示することを目指しています。具体的には、演劇公演、レクチャー形式のパフォーマンス、創作プロセスを参加者と共有するワークショップ、異なる声が交錯する対話型イベントなどを集中的に実施します。日本からは4組のアーティストが参加し、演劇的想像力によって、異質なものや複数の時間が交わり、日常を異化するような対話や発見をもたらす経験を仕掛けていきます。
ウェブサイトや印刷物などの広報物は日英表記とし、演目によっては日本語以外の言語でもお楽しみ頂ける内容になっています。シアターコモンズは、港区内に拠点をもつ国際文化機関、台湾文化センター、東京ドイツ文化センター、アンスティチュ・フランセ日本、オランダ大使館とNPO法人芸術公社が実行委員会を形成し、「港区文化プログラム連携事業」として港区内を中心に展開します。
【Webサイト】
http://theatercommons.tokyo/ -
横浜能楽堂特別企画公演「花開く伝統―日台の名作と新作―」
【開催日時】
2018/6/9(土)~2018/6/17(日)
【開催場所】
横浜能楽堂
【内容】
横浜能楽堂と台湾の国光劇団が共同制作に挑んだ舞台作品「繍襦夢」を世界初演する。崑劇の古典作品「繍襦記」を下地に、夢幻能の形式を取り入れ、日本の三味線音楽を融合させた。また、公演では、長唄の名曲「汐汲」と併せ、崑劇の名曲「牡丹亭」から「驚夢」の場面を上演する。
イベント会場には英語対応スタッフを配置。公演当日は多言語対応のパンフレットを用意。会場には車椅子席および車椅子使用者用トイレがある。
【Webサイト】
http://ynt.yaf.or.jp
【外国語対応】
英語 -
石見神楽出張上演
【開催日時】
2018/4/1(日)~2019/3/31(日)
【開催場所】
石見地域内の宿泊施設等
【内容】
軽快なお囃子に合わせて、豪華な衣裳と表情豊かな面を身につけて舞う、島根県西部石見地方に古くから伝わる伝統芸能「石見神楽」。石見地域に宿泊される団体を対象に宿泊先の旅館やホテル等において低料金で石見神楽を上演する。
演目の多くは古事記や日本書紀に描かれる神話を題材としているため、迫力ある勇壮な舞を鑑賞してもらうことで、日本人だけでなく外国人にも、古の神話の世界を体験してもらう。
出張上演の受付窓口は各市町観光協会に委託しており、身体障がい者用のトイレ、駐車場、スロープの問い合わせがあれば対応する体制をとっている。
【Webサイト】
http://www.all-iwami.com/modules/news/index.php?action=Article&article_id=1775 -
石見神楽定期公演
【開催日時】
2018/4/1(日)~2019/3/31(日)
【開催場所】
三宮神社 ほか
【内容】
軽快なお囃子に合わせて、豪華な衣裳と表情豊かな面を身につけて舞う、島根県西部石見地方に古くから伝わる伝統芸能「石見神楽」。その年の豊作や豊漁に感謝して神様に奉納する祭礼の時期だけでなく、毎週土曜日など定期的に、石見各地の神社、道の駅等を会場として石見神楽が短時間で楽しめる定期公演を実施する。
演目の多くは古事記や日本書紀に描かれる神話を題材としているため、迫力ある勇壮な舞を鑑賞してもらうことで、日本人だけでなく外国人にも、古の神話の世界を体験してもらう。
定期公演情報を紹介するパンフレットでは、身体障がい者用のトイレ、駐車場、スロープがある施設にはマークを表記しバリアを取り除く配慮をしている。
【Webサイト】
http://www.all-iwami.com/modules/news/index.php?action=Article&article_id=1775 -
正直者達第7回公演 追われる二兎
【開催日時】
2018/5/11(金)~2018/5/12(土)
【開催場所】
櫂スタジオ
【内容】
2005年に結成された劇団「正直者達」の第7回公演である。男性2名の役者による、笑いを盛大に交えつつ様々な人間模様を描く3本程度のオムニバス公演である。
東京には数多くの劇団が存在し、それらが様々な小劇場において活発に公演を行われており、多様性豊かかつ創造的な小劇場文化が形成されている。本公演もその一端を担うものであるといえる。
一方で、多くの小劇場は通路が狭隘、階段があるなど、ハード面で障害のある方への対応が難しい部分がある。本公演においては、対応マニュアルを整備、スタッフに周知し、車いすのお客様が来場された際の導線や、座席の確保、観客席までの案内をスムーズにすること、またホームページ等にその旨記載することにより、障害のある方でも観劇しやすい環境を整える。
【Webサイト】
http://honestpersons.sub.jp -
平成29年度文化芸術アソシエイツ創造発信プロジェクト「アーツによる復興支援と地方創生」/津軽三味線・箏・尺八コンサート
【開催日時】
2018/2/7(水)~2018/2/8(木)
【開催場所】
母畑温泉T八幡屋、医療法人むつき会 介護付有料老人ホーム 雅
【内容】
アーツによる復興支援と地方創生のために実施する「津軽三味線・箏・尺八コンサート」は、文化庁委託事業「平成29年度戦略的芸術文化創造推進事業」の一事業として行うアーツプロジェクト。
津軽三味線、箏、尺八による本コンサートは、介護付有料老人ホーム「雅」と母畑温泉「八幡屋」を会場に、古典からオリジナル曲までを含むプログラムを予定し、日本の伝統と革新を感じられる内容となっている。
雅では、バリアフリーの行き届いた会場に施設利用者と地域住民を招待し、コンサートに足を運びづらい状況にある方々へ音楽を届ける。八幡屋では、国際便も発着する福島空港に近い立地で外国人観光客も多いため、外国語の案内を設置し、訪日外国人を対象とした観光振興に努める。