古墳時代の祭祀―三輪山の神マツリ―
【開催日時】
2017年12月5日(火) ~ 2018年5月13日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
古墳時代には仮器化した土器類と、滑石製・土製の祭具を用いた日本列島独自の特徴的な神マツリが発達します。近畿地方の代表的な奈良県三輪山祭祀遺跡群のうち、中心的な山ノ神祭祀遺跡出土品を用い、典型的な古墳時代祭祀のあり方と変遷を展示します。
【料金】
一般620円、大学生410円
武装の変革―蕨手刀―
【開催日時】
2017年6月27日(火) ~ 2018年6月17日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
7~8世紀に、蕨手刀という蕨状の柄をもつ武器が日本列島で普及します。とりわけ、北海道や東北地方では、古墳や古墓の副葬品として蕨手刀がよく出土します。この蕨手刀を取り上げることで、都のあった近畿地方とは異なる、文化の一側面を展示します。
【料金】
一般620円、大学生410円
古墳時代の農工具―5世紀の画期―
【開催日時】
2017年12月5日(火) ~ 2018年5月13日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
弥生時代の単純な鉄器製作技術から脱却し、朝鮮半島から伝来した高度な技術をもって作られた農工具が、普及し始めるのが5世紀です。今回は、著しく機能が向上した5世紀の農工具を代表する、福岡県櫨山古墳出土品を中心に展示します。
【料金】
一般620円、大学生410円
さまざまな宝器
【開催日時】
2017年12月5日(火) ~ 2018年5月13日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
国産の碧玉製宝器と滑石製模造品は、弥生時代以来の伝統的な玉生産を背景にして作られ、その一部は王権のシンボルともなりえました。今回は、主に葬送の儀礼に使われた、4~5世紀の容器・武器・農工具・下駄形を中心に展示します。
【料金】
一般620円、大学生410円
玉生産の展開
【開催日時】
2017年6月27日(火) ~ 2018年6月17日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分)
入館は閉館の30分
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
古墳時代装身具の代表である玉類の種類と、各種石材の多様性および変遷を展示します。日本列島でしか産出しない硬玉をはじめ、碧玉・水晶・瑪瑙・滑石・ガラス製などの古墳時代を象徴する勾玉を中心に、各種管玉・小玉・棗玉などで構成します。
【料金】
一般620円、大学生410円
舶載鏡と倭鏡
【開催日時】
2017年12月5日(火) ~ 2018年5月13日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
日本列島は、東アジアのなかで最も銅鏡副葬が卓越する地域です。その古墳時代銅鏡の変遷と特徴について、中国大陸から日本列島へ舶載された古代の中国鏡(舶載鏡)と、その舶載鏡を模倣しつつも独自なデザインで製作した国産鏡(倭鏡)を比較して展示します。
【料金】
一般620円、大学生410円
紀年銘鏡と伝世鏡
【開催日時】
2017年6月27日(火) ~ 2018年6月17日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
弥生時代から古墳時代における暦年代研究の出発点となった紀年銘鏡と、古墳時代社会の特質を窺わせるいわゆる伝世論の根拠となった中国製古墳出土鏡を比較し、日本考古学における実年代論の基準資料を展示します。
続縄文文化―縄文時代後の北海道―
【開催日時】
2018年1月2日(火) ~ 2018年5月6日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
寒冷な気候のために水田稲作が定着しなかった北海道では、本州・四国・九州が弥生時代や古墳時代に入ったのちも、漁撈・狩猟・採集を中心とする暮らしが続いていました。これを続縄文時代と呼んでいます。当時の遺跡の多くは沿岸部や河川の流域に集中し、海獣の骨や牙なども多く出土することから、縄文時代よりも漁撈や狩猟に比重がおかれていたと考えられています。ソバなど雑穀の発見例もあるが、農業の生業に占める割合は低かったといわれています。続縄文時代には両刃や片刃の磨製石斧の他に、海獣などの狩猟や解体に用いた石銛や石製ナイフなど多種多様な石器が用いられました。また、続縄文文化に特徴的な石器としては魚形石器があり、これは疑似餌として使われたと考えられています。土器は、縄文時代に引き続き豊かな装飾をもつものが作られました。また、佐渡島産の碧玉を加工した管玉や南海産の貝製品、そして鉄器などが出土することから、本州の弥生文化やサハリンを経由した大陸の文化との交流も行われていたと考えられています。
【料金】
一般620円、大学生410円
弥生時代の祭りの道具―銅矛、銅剣、銅戈と銅鐸―
【開催日時】
2018年1月2日(火) ~ 2018年5月6日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
弥生時代になると、まず朝鮮半島から北部九州へ青銅器や鉄器が伝えられ、前期末から中期初頭にはその生産がはじまり、ほどなく瀬戸内をへて近畿地方へも広がりをみせます。弥生時代前期(前4~前3世紀頃)に北部九州に出現した銅剣・銅矛・銅戈の青銅製の武器は、当初は朝鮮半島から伝来した細形の実用品でしたが、まもなく日本でも作られるようになり国産化が進みました。やがて大型で偏平な祭祀のための道具へと変化していきます。銅鐸は、ほとんどが近畿地方で発見されています。その起源は中国の銅鈴や朝鮮半島の小銅鐸にたどることができるといわれていますが、当初から銅鈴や小銅鐸よりも大きく、表面を文様で飾るなど日本独自の特徴をもっています。20cm前後の大きさの「かね」として誕生した銅鐸は、徐々に大型化し、音を奏でることのない極めて装飾的なものへと変化します。これらの祭器は豊作や集落の繁栄を祈るために使われたものと考えられています。
【料金】
一般620円、大学生410円
弥生時代の装身具と祭りの道具
【開催日時】
2018年1月2日(火) ~ 2018年5月6日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
弥生時代になると縄文時代以来の動物の骨や角そして石などで作られた装身具に加えて、青銅製の指輪や釧、ガラス製の勾玉や管玉、小玉や釧などの装身具が登場します。ガラス製の装身具の製作技術は、金属器の鋳造技術が基盤となりました。また青銅製の武器を模した磨製石剣や磨製石戈が新たに作られ、占いに用いた卜骨も発見されています。
【料金】
一般620円、大学生410円