イベント情報 (一般イベント)
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大陸との交流と稲作のはじまり―農耕社会の土器―
【開催日時】
2018年1月2日(火) ~ 2018年5月6日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
約2400年前、中国や朝鮮半島から水田稲作とともに青銅器や鉄器などの金属器が伝えられ、九州や四国そして本州に広まり、人びとは灌漑設備のある水田のそばにムラを作って暮らし始めました。農耕を生業とする弥生時代の始まりです。この時代の土器は弥生土器と呼ばれ、縄文土器と同じ素焼きの土器ですが、焼き方が異なり、色は明るく薄く硬い特徴があります。また、農耕という生業の変化は煮炊き用の甕・貯蔵用の壺・盛り付け用の高坏を基本とした用途別の器を生み出しました。ここでは農耕社会の土器である弥生土器を紹介し、前期は九州地方と近畿地方、中期は九州から東北地方、後期は九州地方と関東地方から出土した土器を中心に展示します。
【料金】
一般620円、大学生410円 -
自然環境の変化と定住生活―土器の出現とその変遷―
【開催日時】
2018年1月2日(火) ~ 2018年5月6日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
今から約1万3千年前に氷河期が終わると、海面の上昇によって日本列島が誕生しました。自然環境の変化に合せて、狩りには弓矢が使われるようになり、土器が発明され、人びとは定住するようになりました。その後、約1万年にわたって続く新石器時代の幕開けです。一般的に新石器時代には農耕や牧畜が始まりますが、日本列島では、おもに採集・漁撈・狩猟による暮らしが続けられていました。この時代の土器は、粘土を器の形にして焼いた素焼きのもので、縄目を使った文様から縄文土器と名づけられました。その名にちなんで、この時代を縄文時代と呼んでいます。ここでは縄文時代に最も多く作られた道具の一つである縄文土器を紹介し、形や文様そして器の組み合わせの変遷をたどります。中期は東京都多喜窪遺跡第1号住居跡の一括資料、後期は東北地方、晩期は関東地方の出土資料を中心に展示します。
【料金】
一般620円、大学生410円 -
日本の考古 氷河期の日本列島に暮らした人びと―道具作りのはじまり―
【開催日時】
2018年1月2日(火) ~ 2018年5月6日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
日本列島に人びとが住みついたのは、約4万年前です。これ以後、土器が作られるようになる約1万3千年前までを旧石器時代と呼んでいます。この時期はマンモスやナウマンゾウ、オオツノジカなどの大型哺乳類が生息する寒冷な氷河期で、日本列島はまだ大陸と陸続きでした。当時の人びとは石器や骨角器などの道具を使って狩猟や採集を行い、移動しながら暮らしていました。
ここでは日本各地の後期旧石器時代を代表する台形石器・ナイフ形石器・尖頭器・細石刃を展示してその変遷を示すとともに、その材料となった黒曜石や珪質頁岩などの石材についても紹介します。
【料金】
一般620円、大学生410円 -
ジャンル別展示 みどりのライオン体験コーナー 「紅型ができるまで」
【開催日時】
2017年4月18日(火) ~ 2018年3月31日(土)
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
今回の工程見本は、沖縄の紅型をテーマに制作しました。原品の「紅型衣装 白木綿地牡丹模様」は、白地に牡丹の花・蕾・葉を密に染め出した作品です。複雑な模様構成や鮮やかな色使いには、19世紀の沖縄・琉球王朝下に花開いた染色技術の粋が尽くされています。この精緻な花びらや葉の形を染め出す技術とは、また、鮮やかな発色を可能にするメカニズムとは、どのようなものなのでしょうか?この度の展示は、これらの疑問に模作の制作を通して迫ろうとする試みです。
【料金】
一般620円、大学生410円 -
ジャンル別展示 みどりのライオン 体験コーナー (教育普及スペース)
【開催日時】
2014年4月15日(火) ~ 2018年4月8日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
表慶館のライオン像をマスコットに、「みどりのライオン」と名づけた教育普及スペースです。伝統模様のスタンプでポストカードを作る「トーハクでデザイン」、作品の制作工程や技法がわかる「トーハクで○○ができるまで」、e国宝がさらに使いやすくなった「トーハクで国宝をさぐろう」、3Dの作品画像を自由に動かせる「トーハクをまわそう」など。5つの体験コーナーがあります。
【料金】
一般620円、大学生410円 -
ジャンル別展示 近代の美術
【開催日時】
2018年1月2日(火) ~ 2018年2月12日(月)
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
明治・大正の絵画や彫刻、工芸を中心に展示します。明治5年(1872)の文部省博覧会を創立・開館のときとする当館は、万国博覧会への出品作や帝室技芸員の作品、岡倉天心が在籍していた関係から日本美術院の作家の代表作など、日本美術の近代化を考える上で重要な意味を持つ作品を数多く所蔵しています。これらによって明治、大正、そして昭和の戦前にかけての日本近代の美術を概観します。日本画は春のはじまりを感じさせる情景や雪景色を描いた作品を中心に、洋画は高野時次コレクションから浅井忠の渡欧後に描かれた明るい色彩の水彩画とともに、明治期の肖像画や青木茂の代表的な神話画などを展示します。 工芸は、新年の寿ぐ展示として、涛川惣助の「七宝富嶽図額」や十二代沈寿官による金襴手の鮮やかな花瓶などを展示します。
【料金】
一般620円、大学生410円 -
ジャンル別展示 アイヌと琉球 アイヌの飾り
【開催日時】
2017年11月28日(火) ~ 2018年2月25日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
アイヌ文化は13世紀以降サハリン・千島・北海道・北東北のアイヌの人びとが狩猟や漁撈、植物採集に加え、アムール川下流域や沿海州そして本州の和人と交易をもちつつ育んできた独自の文化です。当館のアイヌ資料は、1875(明治8)年のウィーン万国博覧会の事務局から引き継いだ資料や寄贈をうけた個人コレクションからなっており、さまざまな生活用具や衣服そして武具や祭祀具など膨大な数にのぼります。
今回はアイヌの飾りをテーマとして展示します。アイヌの人びとの代表的な文様であるモレウとよばれる渦巻き文を中心に、祭具や衣服、木製品などに施された多彩な飾りや文様を紹介します。
【料金】
一般620円、大学生410円 -
ジャンル別展示 歴史の記録 江戸の食文化
【開催日時】
2017年11月28日(火) ~ 2018年1月28日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
【開催場所】
東京国立博物館
【内容】
東京国立博物館には、歴史を伝える作品や資料が多く伝来します。これらは江戸幕府から引き継がれたものを基礎に、明治5年(1872)の博物館創立当時から、博覧会の開催や文化財調査を通じて収集されてきたものです。
今回は江戸時代の料理書をとおして、日本の食文化の歴史をとりあげます。また、幕末から明治以降に撮影された厖大な古写真コレクションから、草創期の東京国立博物館や寛永寺など関わりの深い寺社の当時の様子を伝える写真を紹介します。
【料金】
一般620円、大学生410円