イベント情報 (その他)
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田島神楽夏祭り公開奉納
【開催日時】
2018年7月14日(土)
【開催場所】
田島八幡神社
【内容】
田島神楽は近世には神職が,明治維新後は氏子たちが神楽を受け継いで舞ってきたものです。平成10年には,福岡市の無形民俗文化財に指定されました。全体にゆったりとして,曲芸的な要素が少ないことが特徴の神楽となっています。
神楽は,カミを生活空間に迎えてもてなすための芸能であると同時に,人々の楽しみでもありました。田島神楽は,そうした日本の文化の魅力を体験いただける行事です。
なお,福岡市のHPを通じて多言語での発信を行っています。
【お問い合わせ先】
田島神楽保存会
bunka.EPB@city.fukuoka.lg.jp
【外国語対応】
英語 -
石釜のトビトビ
【開催日時】
2019年1月12日(土)
【開催場所】
石釜公民館ほか周辺
【内容】
小正月に行われる来訪神行事です。夕方に男女の子供たちが公民館に集まり,世話役の大人とともに,各地区に別れて家々を廻ります。訪問する子供はトビ(藁束の上部を結わえたもの)を被り,訪問した家の前で「トービ」と掛け声をかけます。家人が出てくるとトビは輪注連を私,代わりに祝儀を受け取ります。また家人は用意していた水をトビにかけます。
念頭に来訪神が家々をまわる行事は日本各地で行われていますが,現在福岡市内でこうした行事を行っているのは,石釜と金隈の2箇所となっています。
尚,福岡市のHPを通じて多言語での発信を行っています。
【お問い合わせ先】
石釜のトビトビ保存会
bunka.EPB@city.fukuoka.lg.jp
【外国語対応】
英語 -
奈多の祇園祭
【開催日時】
2018年7月19日(木)~2018年7月20日(金)
【開催場所】
志式神社 志式座(市指定文化財)
【内容】
奈多の祇園祭は,福岡市東区奈多にある志式神社の祭礼です。祇園祭当日の夕方より,神社そばの志式座という農村舞台を使って,数々の出し物が演じられます。志式座は本市において唯一残る農村舞台であり,平成9年に福岡市の有形民俗文化財として指定されました。
志式神社の祇園祭に合わせて,天明の頃に万年願の奉納芝居が始められました。舞台冒頭に三番叟が演じられることが古来からの慣わしとされており,狂言師・野村万禄氏による奉納舞台が行われています。三番叟が終わると,地元の方々による日本舞踊やカラオケ,子供たちのダンス,博多にわか(福岡市指定無形民俗文化財)など数々の出し物が披露されます。現在は使用されない農村舞台も少なくない現在,志式座は現在も活用され続けている貴重な舞台と言えます。
【お問い合わせ先】
奈多自治会・志式神社
bunka.EPB@city.fukuoka.lg.jp -
志賀島の盆踊り
【開催日時】
2018年8月16日(木)~2018年8月17日(金)
【開催場所】
志賀島渡船場横広場
【内容】
志賀島の盆踊りは,伝承等から少なくとも江戸時代の終わりごろには行われていたものと考えられています。20年ほど前までは志賀島所在の荘厳寺から踊り始め,その後初盆の家を回るなどしていましたが,現在は島の入り口にある渡船場横の広場で,16・17日に踊られています。踊る際に,両手に綾(あや)を持ち,これを打ち鳴らして踊る点に特徴があります。平成15年に福岡市の無形民俗文化財に指定されています。
盆踊りはお盆の時期に返ってきた祖先たちの霊を慰め,楽しませる目的で行われてきました。現在でも各地で行われていますが,志賀島の盆踊りのように江戸時代からの盆踊りの特徴を現在に伝えているものは多くはありません。
尚,福岡市のHPを通じて多言語での発信を行っています。
【お問い合わせ先】
志賀島の盆踊り保存会
0926036113 -
飯盛神社のかゆ占
【開催日時】
2019年3月1日(金)
【開催場所】
飯盛神社
【内容】
飯盛神社はもと早良郡の惣社といわれ,近世日は行ってからも周辺七ヵ村の農耕守護神として崇められて来ました。飯盛神社の粥占は,小正月の朝神前に粥を供えて,半月後にそれを下ろし,表面に生えたかびの状態によって,その年の農作の吉凶を占うもので,粥開きの朝はその結果を見ようと,近隣の農家からの参詣者が多くみられます。
粥占の方法は全国で様々であり,福岡市内にも現在でも粥占を行っている神社が数カ所あります。
なお,飯盛神社のHPを通じて多言語での発信を行っています。
【お問い合わせ先】
飯盛神社のかゆ占保存会
0928111329
【Webサイト】
http://www.iimorijinja.jp -
飯盛神社流鏑馬行事
【開催日時】
2018年10月9日(火)
【開催場所】
飯盛神社前参道馬場
【内容】
飯盛神社流鏑馬行事は,飯盛神社で10月9日の秋季大祭において,五穀豊穣・武運長久・無病息災を祈って行われてきた伝統行事です。
本行寺は飯盛神社伝来の元亀4(1573)年の古文書にも見られ,近世地誌類にも記されており,天保9(1838)年の伝書も残されています。射手については伝来氏子中の騎射を業とする家が勤めていましたが,現在も射手の中心となる家は数代にわたり流鏑馬を継承しています。
氏子中から,かつての早良郡7ヶ村の惣社である飯盛神社に奉納された形態が残された行事であると言えます。
尚,福岡市のHPを通じて多言語での発信を行っています。
【お問い合わせ先】
飯盛宮当流流鏑馬保存会
0928111329
【Webサイト】
http://www.iimorijinja.jp -
板付弥生のムラ「田植え祭り」
【開催日時】
2018年6月30日(土)
【開催場所】
板付弥生のムラ
【内容】
田植え祭りは,弥生時代にはじまった水田稲作を知り,文化財についての理解を深めていただくイベントで,今回で18回目を迎えます。この催しでは,一般公募で選ばれた保護者と子ども約100名に,弥生時代にも行われた手作業での田植えを板付弥生のムラの復元水田で実際に体験していただきます。参加者の皆さんには板付弥生のムラの「ムラびと」になって,田植えを楽しみながら弥生人の生活の中心であった水田稲作について想いをはせていただける催しとなっています。
なお,現在,募集は行っておりませんが,見学は自由にできますので,ご興味おありの方はぜひお越しください。(午前10時開会,正午ころに閉会の予定です。)
【お問い合わせ先】
福岡市
0927114783
【Webサイト】
http://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/ -
今宿青木獅子舞 JA今宿田んぼアート公演
【開催日時】
2018年9月16日(日)
【開催場所】
福岡県警察射撃場グラウンド
【内容】
福岡市内に伝わる宇田川原豊年獅子舞(同日に開催)と共通する演目が伝わっており、かつての旧糸島・早良郡下に広く分布していた獅子舞と考えられます。どのようにして今宿に獅子舞が伝わったのかは明らかではありませんが、残されている小太鼓に「文久三年(1863)十一月吉日」とあり、江戸時代には既に存在していたことを裏付けています。戦時中に一時中断し、戦後に復活。昭和33(1958)年に休止状態となりましたが、昭和50(1975)年に再び復活し、現在まで継承されています。毎年、八雲神社の境内は多くの観客で賑わいます。
なお、福岡市のHPを通じて多言語での発信を行っています。
【お問い合わせ先】
今宿青木獅子舞保存会
0928070039 -
元岡獅子舞・祇園ばやし(八坂神社祇園祭)
【開催日時】
2018年7月14日(土)~2018年7月15日(日)
【開催場所】
八坂神社
【内容】
元岡祇園獅子舞・祇園ばやしは,明治初年頃,拝殿に手作りの人形や岩石花木などの飾りつけをして上演したのがはじまりとされ,元岡地区の氏神である八坂神社の祇園祭にあわせて,三味線,笛,太鼓によるお囃子と獅子舞が演じられます。昭和52年に,福岡市の無形民俗文化財として指定を受けました。
当日は,子供祇園ばやしという子供だけによるお囃子も披露されます。
尚,会場である八坂神社の近くには九州大学の糸キャンパスがあり,祭礼を楽しむ外国からの留学生の姿も見られます。
【お問い合わせ先】
元岡獅子舞・祇園ばやし保存会
bunka.EPB@city.fukuoka.lg.jp -
宇田川原豊年獅子舞(丸隈山古墳慰霊祭奉納)
【開催日時】
2019年1月1日(火)
【開催場所】
丸隈山古墳広場
【内容】
宇田川原豊年獅子舞は2人立ちの獅子1頭が囃子に合わせて演技するもので,いくつかの演目が伝わっています。
由来は,享保年間(1716~1736)に大飢饉が続いたため,時の庄屋が英彦山に籠もって願を掛け,獅子頭を拝領して帰り,これを奉納したところ,翌年は大豊作に恵まれ,それ以来舞い続けられていると言われています。戦時中に一時休止状態となりましたが,昭和21(1946)年に復興し現在に至ります,昭和49年に福岡市の無形民俗文化財に指定されています。
日本において獅子頭は,古来より超自然的な世界と接触することができる仮面と考えられ,祭礼の様々な場面に登場します。本行事はそうした日本文化の魅力を感じられるものです。
【お問い合わせ先】
宇田川原豊年獅子舞保存会
bunka.EPB@city.fukuoka.lg.jp