黒住章堂展

【開催日時】
2018/11/9(金)~2018/12/9(日)

【内容】
黒住章堂(1877-1943)は岡山県御津郡一宮村(現在の岡山市北区)に生まれ、早くから画家を志し、岡山や京都で四条派画家に学んだのちに、京都画壇の巨匠・竹内栖鳳に師事しました。25歳のときに父が亡くなったのを機に帰郷し、吉備津彦神社の御用絵師なども務めました。この頃より寺社再興の資金集めとして始めた観音図制作は、生涯でおよそ何千枚もの数に上ると推測されます。50代になり出家した章堂は、神奈川県葉山の慶増院(寺名はのちに高養寺、現在は逗子市へ移築)の住職を務め、仏画頒布をおこないながら廃寺の危機を救いました。本展では、近年章堂の名が注目されるきっかけとなった畢生の大作である和歌山市の寂光院襖絵を中心に、岡山県内の作品も交えて、章堂の画業をご紹介します。

【主催者】
岡山県立美術館

【お問い合わせ先】
岡山県立美術館
086-225-4800

【Webサイト】
http://okayama-kenbi.info/

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