イベント情報 (展覧会)
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奈良国立博物館
名品展 珠玉の仏教美術
【開催日時】
2016年12月10日(土)~2017年3月14日(火)
【開催場所】
奈良国立博物館
【内容】
奈良国立博物館では、主として日本の仏教に関する美術工芸品を展示しています。
飛鳥時代から連綿と続く仏教美術は、寺院にまつられる仏像・仏画をはじめ、仏の教えを記した経典、説話や縁起を題材にした絵巻、仏舎利や経典を収納する容器、堂内を飾る荘厳具、様々な儀式に用いられる品々、そして寺院跡や仏教遺跡から出土する遺物など、多岐にわたっています。
【料金】
一般
520円(410円)
大学生
260円(210円)
【お問い合わせ】
奈良国立博物館
050-5542-8600
【Webサイト】
http://www.narahaku.go.jp/ラベル
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奈良国立博物館
1000年忌特別展 源信 地獄・極楽への扉
【開催日時】
2017年7月15日(土)~2017年9月3日(日)
【開催場所】
奈良国立博物館
【内容】
恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)(942~1017)は奈良で生まれ、比叡山で修行を積んだ平安時代の僧侶です。源信は死後阿弥陀如来の来迎を受けて、極楽浄土へ生まれることを願う、浄土信仰を広めた僧として知られます。 『往生要集』(おうじょうようしゅう)などにより源信が示した具体的な死後の世界のイメージは、後世へも多大な影響を及ぼしました。
本展では地獄絵を含む六道絵(ろくどうえ)や阿弥陀来迎図(あみだらいごうず)といった源信の影響下で生まれた名品を一堂に会し、死後の世界へのイマジネーションを体感していただくとともに、真摯に死と向き合った名僧の足跡をご紹介いたします。
【お問い合わせ】
奈良国立博物館
050-5542-8600
【Webサイト】
http://www.narahaku.go.jp/ラベル
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奈良国立博物館
特別展 快慶 日本人を魅了した仏のかたち
【開催日時】
2017年4月8日(土)~6月4日(日)
【開催場所】
奈良国立博物館
【内容】
快慶は、わが国を代表する仏師のひとりであり、鎌倉彫刻様式の完成に重要な役割を果たした人物として運慶と並び称されてきました。快慶には確証ある遺品が際立って多く、鎌倉時代初頭の造像界の動向を具体的に知るうえで不可欠な存在である一方、出自や工房など、その人物像には不明な点が少なくありません。
建久3年(1192)に無位でありながら後白河院(ごしらかわいん)追善の造像に抜擢されるなど、康慶(こうけい)の弟子のなかでも特殊な立場にあったようですが、こののち運慶(うんけい)に伍して活躍の舞台を得る画期となったのは、後白河院主導のもと俊乗房重源(しゅんじょうぼうちょうげん)により進められた東大寺再興造像でした。
「巧匠アン(梵字)阿弥陀仏」と称したことからもわかるように、快慶は単に仏師として重源にしたがっていたのではなく、熱心な阿弥陀信仰者として造仏に臨んでいたことも見逃せません。彼が生涯をかけて追求した実在感と格調の高さを兼ねそなえた阿弥陀如来立像の姿は、後世「安阿弥様(あんなみよう)」と称され、来迎形阿弥陀の一典型としてながく受け継がれてゆきます。平安時代には、仏師定朝(じょうちょう)が「仏の本様(ほんよう)」と謳(うた)われる理想的な仏の姿をつくり出しましたが、快慶はこの定朝にも匹敵する役割を果たしたといえるでしょう。
本展は、快慶の代表的な作品を一堂に集めて、わが国の仏教美術史上に残した偉大な足跡をたどる試みです。さらに、快慶作品の成立と密接に関わる絵画や、高僧たちとの交渉を伝える資料をあわせて展示することにより、いまだ多くの謎に包まれた快慶の実像に迫ります。本展を通じて、多彩な快慶作品の魅力を堪能していただくとともに、現代を生きる我々の共感をいまもなお呼び起こし、仏の規範とされつづける快慶芸術の本質について考える機会となれば幸いです。
【料金】
一般1,500円、高校・大学生1,000円、小・中学生 500円
【お問い合わせ】
奈良国立博物館
050-5542-8600
【Webサイト】
http://www.narahaku.go.jp/
http://www.ytv.co.jp/kaikei/ラベル
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奈良国立博物館
特別陳列 お水取り
【開催日時】
2017年年2月7日(火)~3月14日(火)
【開催場所】
奈良国立博物館
【内容】
奈良に春を呼ぶ行事とされる東大寺二月堂の「お水取り」は、正式には修二会(しゅにえ)といい、春を言祝ぐ仏教法会です。夕刻に二月堂へ向かう練行衆(れんぎょうしゅう)(参籠僧)の足下を明々と照らす「お松明」がよく知られていますが、法会の中心となるのは本尊・十一面観音菩薩に日頃の罪過を懺悔(ざんげ)して五穀豊穣・除災招福を祈る「悔過(けか)」という儀式です。
「お水取り」は天平勝宝4年(752)に、東大寺の実忠和尚(じっちゅうかしょう)が創始したと伝えられます。それ以来、一度も絶えることなく「不退の行法」として、戦乱や火災などの危機を乗り越えながら、1260年を超える伝統を守り続けてきました。
高名な「お水取り」の儀式は3月12日の深夜に行われますが、実際には2月20日から月末までの前行(準備・潔斎期間)と、3月1日から14日(15日未明)の本行とを合わせた約1ヶ月の間、様々な儀礼を執り行います。
本展は、毎年、「お水取り」がおこなわれる期間に合わせて開催する恒例の企画です。法会に用いられた法具や、儀式の様子を伝える文書、東大寺ゆかりの絵画・出土品などを通じて、奥深い「お水取り」の世界をご堪能いただければ幸いです。
【料金】
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
※高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料です。
※団体料金は20名以上です。
※中学生以下の子どもと一緒に観覧される方は、団体料金が適用になります。[子どもといっしょ割引]
【お問い合わせ】
奈良国立博物館
050-5542-8600
【Webサイト】
http://www.narahaku.go.jp/ラベル
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京都国立博物館
特集陳列 雛まつりと人形
【開催日時】
2017年2月18日 ~ 2017年3月20日
【開催場所】
京都国立博物館
【内容】
雛まつりは古くから行われているように思われがちですが、人形を飾ってこの日を祝うようになったのは、江戸時代の初めとされています。当時の雛人形には、その時代の元号を冠して呼ばれる寛永雛(かんえいびな)・享保雛(きょうほびな)や、考案した人形師の名を付けたという次郎左衛門雛(じろざえもんびな)、江戸で誕生した古今雛(こきんびな)、公家の装束を正しく写した有職雛(ゆうそくびな)などがありました。この特集陳列では、各種の雛人形が勢ぞろいします。また本年は、明治時代の宮中の洋装化にならって製作された、洋装の御殿飾り雛を展示します。雛人形を中心に、嵯峨人形、御所人形、賀茂人形と、各種の京人形が集うこの展示で、一足早い春の訪れを感じてください。
【料金】
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
【お問い合わせ】
京都国立博物館
075-541-1151
【Webサイト】
http://www.kyohaku.go.jp/jp/ラベル
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京都国立博物館
開館120周年記念 特別展覧会 国宝
【開催日時】
2017年10月 3日 ~ 2017年11月26日
【開催場所】
京都国立博物館
【内容】
明治30年(1897)に産声をあげた京都国立博物館。今年で開館120周年を迎えます。この記念すべき節目の年に、特別展覧会「国宝」を開催します。誰もが知ってる、あの国宝。数年、数十年に一度しか出会えない、憧れの国宝が一挙集結!歴史と美を兼ねそなえた「類い希なる国に宝」約200件が一堂に会する夢の展覧会が、41年ぶりに京博で実現します。見渡す限り、すべて国宝!!文化財のスーパースターたちが共演する圧巻の光景を、その目でご覧ください。
2017年は、日本の法令上「国宝」の語が初めて使用された「古社寺保存法」制定より120年にあたります。当館開館と軌を一にするこの節目の年に、昭和51年(1976)に「日本国宝展」を開催して以来、実に41年ぶりとなる「国宝展」を開催します。古より我々日本人は、外来文化を柔軟に取り入れつつ、独自の美意識によって世界にも類を見ない固有の文化を育んできました。歴史的、芸術的、学術的に特に優れ、稀少である国宝は、何よりも雄弁に我々の歴史や文化を物語る、類い希なる国の宝といえましょう。本展覧会では、絵画・書跡・彫刻・工芸・考古の各分野から、歴史と美を兼ね備えた国宝約200件を一堂に会し、わが国の悠久の歴史と美の精華を顕彰いたします。
【料金】
一般 1,500円(1,300円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生 900円(700円)
中学生以下無料
*( )内は前売および団体20名以上。
*前売券の販売期間は、2017年1月11日(水)~4月10日(月)
*障がい者の方とその介護者(1名)は、障がい者手帳などのご提示で無料となります。
【お問い合わせ】
京都国立博物館
075-541-1151
【Webサイト】
http://kyoto-kokuhou2017.jp/
http://www.kyohaku.go.jp/jp/ラベル
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京都国立博物館
日本出土の考古遺物
【開催日時】
2017年1月17日 ~ 2017年3月12日
【開催場所】
京都国立博物館
【内容】
日本出土の考古遺物から縄文時代の石器・土器、弥生時代の石器・土器・青銅器、古墳時代の銅鏡・埴輪・須恵器、奈良時代の瓦、平安時代の瓦・経塚出土品などを展示します。
【料金】
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
【お問い合わせ】
京都国立博物館
075-541-1151
【Webサイト】
http://www.kyohaku.go.jp/jp/ラベル
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京都国立博物館
日本と東洋のやきもの
【開催日時】
2017年1月17日 ~ 2017年3月12日
【開催場所】
京都国立博物館
【内容】
やきものは観賞するだけでなく、食器や日常の調度品などに多く用いられており、私たちにとって身近な工芸品といえる。特に、東アジア各地では文様や形、色に至るまで、多種多様なものが作られ、その用途も幅広い。また、やきものは産地により、磁器や陶器といった材質や、土や釉薬の原料、装飾や焼成の技術に強い個性を持っている。日本と中国、朝鮮半島を中心に、東アジア地域でつくられたやきものの個性やその魅力について紹介する。
【料金】
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
【お問い合わせ】
京都国立博物館
075-541-1151
【Webサイト】
http://www.kyohaku.go.jp/jp/ラベル
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京都国立博物館
須磨コレクションの嶺南派絵画
【開催日時】
2017年1月17日 ~ 2017年2月19日
【開催場所】
京都国立博物館
【内容】
「嶺南(れいなん)」とは、中国の南部、現在の広東(カントン)省を指す古い地名です。古くから交易の拠点として進取の気風にあふれたこの地域の絵画は、独自の展開を見せました。とくに20世紀に入って高剣父(こうけんぷ)(1879~1951)を筆頭とする一派は、明治以降の近代日本画を参照しつつ、伝統的な中国絵画の革新を目指しました。昭和初期に広東総領事として着任した須磨弥吉郎(すまやきちろう)(1892~1970)は、自ら書画を好んだこともあり、政財界にパイプを持つ高らと親交を結び、嶺南派の一大コレクションを形成しました。この展示室では、伝統的な中国絵画とは一味違う、嶺南派の近代絵画をお楽しみください。
【料金】
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
【お問い合わせ】
京都国立博物館
075-541-1151
【Webサイト】
http://www.kyohaku.go.jp/jp/ラベル
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京都国立博物館
富士山の絵画
【開催日時】
2017年1月17日 ~ 2017年2月19日
【開催場所】
京都国立博物館
【内容】
富士山は、日本の絵画のなかでおそらく最もポピュラーなモチーフのひとつでしょう。はやく『万葉集』において日本の象徴と見なされていた富士山は、信仰の対象として、また景観の美しい名所として、現代にいたるまで連綿と描き継がれてきました。
特に江戸時代には、東海道をはじめとする交通網の整備、さらに富士講の拡大にともなう登山者の増大もあって、おびただしい数の富士山図が描かれました。それらは、概念的な名所絵から実見にもとづく絵図のような作品まで、実にバラエティーに富んでいます。 富士山が見えない京都で、富士山の絵画を存分にお楽しみください。
今年もよい一年でありますように。
【料金】
一般 520円(410円)
大学生 260円(210円)
【お問い合わせ】
京都国立博物館
075-541-1151
【Webサイト】
http://www.kyohaku.go.jp/jp/ラベル