Dance Through Time-時代を超えて舞い描く
【開催日時】
2021/12/4(土)~2021/12/4(土)
【開催場所】
上賀茂神社 馬場殿
【内容】
秋月夜の上賀茂神社で雷(いかづち)の如き!迫真のライブパフォーマンス
賀茂別雷大神(かもわけいかづちおおかみ)をご祭神に祀る、世界文化遺産上賀茂神社。12月4日の新月の夕暮れ時、二の鳥居そばの馬場殿を舞台に、チェリスト・山口椿の調べにのせて、観世流能楽師・河村晴久が舞い、画家・渡邉敬介がその幻想的な世界観を捉えて即興で描く、ダイナミックなライブパフォーマンスが開催されます。
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夕暮れ時の上賀茂神社にチェロの音色を響かせるのは、今年90歳を迎えてなお精力的に弦を響かせるチェリスト・山口椿。その豊かな音色にのせて馬場殿を舞うのは、観世流シテ方能楽師・河村晴久です。
演目は世阿弥の傑作「融」(とおる)。平安時代の貴族・源融(みなもとのとおる)が亡霊となり、かつての栄華を偲んで月光のもとに舞う物語。河村氏の洗練された優雅な舞い姿は深い哀愁をまとい、秋月夜の上賀茂神社には一層幽玄な情景が広がります。
同じ時の流れの中、その唯一無二の世界観を描きとるのは画家・渡邉敬介。アーティストの息づかいまでをも捉え、12メートルの長尺巻物に即興で再現。ダイナミックな筆運びで人体の動きや時間の経過を表現する渡邊氏の姿は、官能的でさえあります。
幻想的なひと時をさらに際立たせるのは、生命力溢れる情熱的なコンテンポラリーダンス。ダンサー・杉山朝美によるエネルギッシュなダンスは、「融」の世界観との対比により、未来への希望をポジティブに表現します。
それぞれの分野で活躍するアーティストたちがジャンルを超越し創り上げる、雷(いかずち)の如き迫真のパフォーマンス。誰もが抱く「想像を超えた世界への欲求」を満たす、一夜限りの舞台。
なお、本公演で描かれる渡邉敬介の作品は、長尺巻物として12月6日~10日の期間に上賀茂神社の庁屋にて展示されます。
新月の夜に起きたドラマティックな舞台の再現。
*本公演並びに展覧会は文化庁より「ARTS for the future」助成事業の支援公演、展覧会として選出いただきました。
【料金】
有
【主催者】
Gallery G-77
【お問い合わせ先】
Gallery G-77
090-9419-2326
info.g77gallery@gmail.com
【Webサイト】
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【外国語対応】
英語
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