企画展/「いしかわ中世のやきもの」

【開催日時】
2018/12/15(土)~2019/1/20(日)

【開催場所】
石川県立歴史博物館

【内容】
中世に生産されていた代表的な陶器として、石川県では珠洲焼が挙げられます。能登半島の先端で生産された珠洲焼は北陸から北海道にいたる各地で出土例が確認され、日本海を通じて広く流通していたことが知られています。
 しかし現在の石川県で中世に生産されたのは珠洲焼だけではありません。加賀地方では加賀焼の製品が流通していたほか、近年では能登地方でも、加賀焼の窯場から転出した工人が生産を行っていたとみられる窯跡が発見されています。このように、中世の加賀・能登では複数の窯が操業し、各地で高まる生活用の陶器の需要を満たしていました。
 本企画展では館蔵の珠洲焼に加え、加賀焼をはじめとする県内のその他の窯の製品を紹介し、中世における加賀・能登の陶器生産に迫ります。
 会場では、展示棟入口の足下に点字表示し、障害者にとってバリアを取り除く取り組みを行うほか、4カ国語で表記した施設案内リーフレットにより展示室が分かるようにし、外国人にとって言語の壁を取り除く取り組みも行います。

【主催者】
石川県立歴史博物館

【お問い合わせ先】
石川県立歴史博物館
076-262-3236

【外国語対応】
4カ国語で表記した施設案内とのみ記載有り

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