第42回特別展「さいたまの茶葉 大海を渡る」

【開催日時】
2018/10/6(土)~2018/11/18日

【開催場所】
さいたま市立博物館

【内容】
さいたま市立博物館で開催する特別展です。鎖国の眠りから覚めた日本は、世界という大海を知ります。明治時代になり、政府は、欧米列強から押し寄せる波に飲み込まれまいと、外貨獲得のため新たな産業を奨励し、横浜港から世界へ様々な物産が送り出されます。当時、生糸が輸出の中核を担ったことは有名ですが、それに次ぐ輸出品は「茶」でした。政府の茶の生産奨励政策を受けて、現市域に茶畑が目立つようになります。明治10年代作成の迅速測図を見ると、現在のさいたま市域の多くの地域に茶畑があったことが判ります。明治20年代には、県立の製茶伝習所が設けられています。一部の農家では、「ハマダシ」という横浜への茶の出荷を意味する言葉が伝わります。展示では、明治時代、飛躍的に巻き起こった製茶のムーブメントに着目し、さいたまにおける製茶の歴史とその風土について紹介します。会場はバリアフリー対応となっており、車いすでの鑑賞も可能です。

【主催者】
さいたま市立博物館

【お問い合わせ先】
さいたま市立博物館
0486442322

【Webサイト】
http://www.city.saitama.jp/004/005/004/005/008/index.html

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