国際シンポジウム「無形文化遺産をめぐる交渉」

【開催日時】
2017-11-29~2017-12-01

【開催場所】
国立民族学博物館

【内容】
人類の多様な文化の研究において、無形文化遺産の保護と継承は喫緊の課題の1つであり、近年、文化人類学や関連諸分野の研究者の関心が高まっている。しかし、無形文化遺産、あるいはより一般的に遺産として今日知られるものは、ローカルコミュニティにおいて必ずしも自明ではなく、複雑なプロセスを経て同定されるものである。本シンポジウムは、多くのアクター/関係者のあいだの様々なレベルにおける交渉が、いかに無形文化遺産の保護と継承に影響するかを分析し、さらにローカルコミュニティと外部組織の協働的交渉を通じて文化を復興する可能性について議論することを目的としたシンポジウムである。日英同時通訳を行い、英語対応が可能なスタッフも配置し、アイヌの儀礼「ミンパク オッタ カムイノミ」の見学が行われる。

【主催者】
アジア太平洋無形文化遺産研究センター、国立民族学博物館、文化庁

【お問い合わせ先】
アジア太平洋無形文化遺産研究センター、国立民族学博物館、文化庁

【Webサイト】
http://www.irci.jp/JP.html

【外国語対応】
英語

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