イベント情報 (展覧会)

  • 国立西洋美術館

    シャセリオー展―19世紀フランス・ロマン主義の異才

    【開催日時】
    2017年2月28日(火)~2017年5月28日(日)
    午前9時30分~午後5時30分
    毎週金曜日:午前9時30分~午後8時
    ※入館は閉館の30分前まで

    【開催場所】
    国立西洋美術館


    【内容】
    アングル門下の異端児テオドール・シャセリオーは、10代の初めに師に入門を許された早熟の天才ですが、ロマン主義の潮流の中でしだいにアングルの古典主義を離れ、独特のメランコリックな情熱と抒情を湛えた作品世界を作りあげていきました。アルジェリアを旅して彼の地の人々や風物を色彩豊かに描いたシャセリオーはオリエンタリスム(東方趣味)の画家にも数えられます。しかしカリブ海のスペインの旧植民地に生まれ、父親不在の寂しさや師との芸術的葛藤を抱えつつ独自の芸術の道を模索したこの画家自身が内面に異邦的(エキゾティック)なるものを持っていました。神話や聖書、シェイクスピア文学の一場面にせよ、東方主題にせよ、あるいは人々の肖像にせよ、いずれの作品にも漂う「エキゾティスム」こそがシャセリオー芸術の本質であり、観る者の心に響きます。

    今日ではフランス・ロマン主義を代表する画家に数えられるシャセリオーですが、37歳で早逝したことや代表作の壁画が破壊されたこともあって正当な評価が遅れ、フランスでも回顧展の開催は1933年と2002年を数えるのみです。本展では、ルーヴル美術館所蔵品を中心に、絵画約40点、水彩・素描約30点、版画約10点、写真や資料などによってシャセリオーの画業全体を紹介するとともに、師や仲間、そしてこの画家から決定的な影響を受けたギュスターヴ・モローやピュヴィス・ド・シャヴァンヌらの作品約20点もあわせて展示し、ロマン主義から象徴主義への展開、そしてオリエンタリスムの系譜のなかでその芸術の意義を再考します。今回の展覧会は、フランスでもその作品をまとめて見る機会が少ないシャセリオーの作品世界に触れる絶好の機会となることでしょう。


    【料金】
    当日:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
    前売/団体:一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円


    【お問い合わせ】
    国立西洋美術館
    03-5777-8600


    【Webサイト】
    http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2017chasseriau.html

    http://www.tbs.co.jp/chasseriau-ten/

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  • 東京国立近代美術館

    MOMATコレクション

    【開催日時】
    2016年11月22日(火)~2017年2月12日(日)

    【開催場所】
    東京国立近代美術館


    【内容】
    日本画作品は、保存の観点から展示期間が限られますが、とりわけ重要文化財は年に一度の公開を見逃せません。今期は11月22日~1月15日を前期、1月17日~2月12日を後期として、前期に鏑木清方《三遊亭円朝像》を4階1室「ハイライト」にて、後期に安田靫彦《黄瀬川陣》を3階10室にて展示します。「ハイライト」では、鏑木清方だけでなく、彼も参加した「金鈴社」の画家たちにもご注目ください。
     また今期は個人を特集した部屋がいくつもあります。4階3室では大正時代を代表する画家、岸田劉生を、4室では異色の日本画家、秦テルヲを特集します。また3階6室では中村研一の戦争記録画を、7室では2年前に亡くなった国際的アーティスト、河原温、9室ではアメリカを代表する写真家スティーグリッツを特集します。
     さらに、1階で開催の「endless 山田正亮の絵画」展にあわせ、3階8室では山田と同時代の画家たちによる抽象表現を集め、2階ギャラリー4で開催の「瑛九1935-1937闇の中で「レアル」をさがす」展にあわせ、4階5室では1930年代の前衛絵画を集めました。企画展と比べて見ることで、よりお楽しみいただけるはずです。

     今期も盛りだくさんのMOMATコレクション。どうぞごゆっくりお楽しみください。


    【料金】
    一般 430円(220円)
    大学生 130円(70円)


    【お問い合わせ】
    東京国立近代美術館
    03-5777-8600


    【Webサイト】
    http://www.momat.go.jp/am/

  • 東京国立近代美術館

    瑛九1935-1937 闇の中で「レアル」をさがす

    【開催日時】
    2016年11月22日~2017年2月12日

    【開催場所】
    東京国立近代美術館


    【内容】
    瑛九(えいきゅう) とは何者か?

    瑛九(えいきゅう、本名:杉田秀夫、1911-1960)は1936年にフォト・デッサン集『眠りの理由』で鮮烈なデビューを飾り、その後さまざまな技法を駆使しながら独自のイメージを探求した芸術家です。
    当館は近年、彼の評伝を著した友人の画家、山田光春の旧蔵していた作品と資料を収蔵しました。
    本展は、その中から約50点の初公開作品、書簡などの関連資料に加え、以前から所蔵している作品もまじえて、「レアル(リアル)」を求めて苦闘するデビュー前後の瑛九の実像を紹介します。

    …… デビュー前後の3年間に焦点          

    25歳でフォト・デッサン集『眠りの理由』で鮮烈なデビューを飾り、その後もさまざまな技法を駆使しながら独自のイメージを探求した瑛九。

    本展は20代半ばの3年間に焦点をあて、「レアル」を求めて苦闘する若き瑛九の実像に迫ります。

    …… 若き芸術家の苦悩を、作品と手紙でたどる     

    タイトルの「1935-1937」は瑛九が24~26歳だった、デビュー前後の3年間をさします。

    近年新たに収蔵したフォト・デッサンやコラージュ など当時の作品約50点と、友人への手紙を中心とした多様な資料を初公開し、若き芸術家の苦悩と葛藤を、作品とたたきつけるような言葉の両面から追体験いただきます。

    また、日本の前衛美術が活況を呈した時代に書かれた瑛九の手紙は、戦前の前衛アートシーンを語るドキュメント資料としても貴重なものです。今回その約60通をカタログに翻刻掲載という形で一挙公開します。

    …… ミニ回顧展としての魅力も        

    さらにエッチングやリトグラフなど戦後の版画作品、油彩による晩年の点描作品など10点も展示。計60数点のミニ回顧展として、知る人ぞ知る瑛九の全体像に触れる絶好の機会です。

    戦前、戦後の日本の前衛美術のなかで、岡本太郎などとともに重要なアーティストのひとりである瑛九。その真摯な制作姿勢が、当時まだ若かった細江英公(写真家)、池田満寿夫(版画家)、河原温(現代美術家)などに多大な影響を与えた功績も見逃せません。

    瑛九は、理性の光がとどかない心の闇の中で手探りするかのように、彼にとってのほんとうの「レアル」を追い求めました。ヴァーチャルなものや、わかりやすい言葉などがあふれるいま、瑛九をとおして「レアル」なものに対する感覚を研ぎ澄ませてみませんか。


    【料金】
    一般430(220)円
    大学生130(70)円


    【お問い合わせ】
    東京国立近代美術館
    03-5777-8600


    【Webサイト】
    http://www.momat.go.jp/am/

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  • 東京国立近代美術館

    endless 山田正亮の絵画

    【開催日時】
    2016月12月6日~2017月2月12日

    【開催場所】
    東京国立近代美術館


    【内容】
    “描く”ことを自らの人生と一体化させ、美術の潮流から距離をとり、孤独の中で生涯描き続けた画家、山田正亮。ストライプの画面で知られる彼の画業を網羅した、初の本格的回顧展です。5,000点近い作品から選りすぐった主要作200点超を、初公開の制作ノート群とともにご紹介します。

    本展の見どころ

    ◆没後6年を経て、満を持して開催される初の本格的回顧展。出品点数は油彩画約200点・紙作品約30点と山田の個展史上最大規模です。さらにスケッチが描きこまれそれ自体の鑑賞性も高い、50冊以上にもなる制作ノートを初公開します。

    ◆山田が生涯に残した作品は約 5,000点。一点一点が違う表情を見せる膨大な作品群は、5,000回の苦闘から生まれる5,000回の新鮮な発見を物語っています。それはまるで、様々な情報が溢れ、価値観が移りゆく現代において、一途であることの豊かさを見せつけるかのようです。

    ◆近年、戦後日本美術への新たな視座をもたらす作家として海外からの注目も高まっており、2016年10月にはロンドンのアートフェア「Frieze Masters」でも個展が開催されました。

    ◆最新型高演色性LED照明を用いて空間を演出。山田がこだわり続けた色彩の美しさをご堪能いただけます。また会場内には、実物を通してアトリエの雰囲気が味わえるスペースも(写真撮影可)。


    【料金】
    一般  1,000(800)円
    大学生 500(400)円
    *( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
    *高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。
    *キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は学生証または教職員証の提示で団体料金でご観覧いただけます。


    【お問い合わせ】
    東京国立近代美術館
    03-5777-8600


    【Webサイト】
    http://www.momat.go.jp/am/

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  • 九州国立博物館

    特別展 新・桃山展 - 大航海時代の日本美術

    【開催日時】
    2017年10月14日(土)~11月26日(日)

    【開催場所】
    九州国立博物館


    【内容】
    鉄砲伝来(1543年頃)から鎖国完成(1639年)までの約1世紀に、日本がアジアやヨーロッパとくり広げた交流の歴史を、華やかな美術とともに紹介します。織田信長や豊臣秀吉など、天下人たちが愛した狩野永徳や長谷川等伯ら安土桃山時代の巨匠の傑作も登場。激動の100年を新たな視点から見つめなおす「新・桃山展」をお見逃しなく。


    【お問い合わせ】
    九州国立博物館
    050-5542-8600


    【Webサイト】
    http://www.kyuhaku.jp/

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  • 九州国立博物館

    特別展 世界遺産 ラスコー展

    【開催日時】
    2017年7月11日(火)~9月3日(日)

    【開催場所】
    九州国立博物館


    【内容】
    今から2万年ほど前、フランス南西部のヴェゼール渓谷にある洞窟に、躍動感溢れる動物たちの彩色画が描かれました。そこはラスコー洞窟、壁画を描いたのはクロマニョン人です。ラスコー洞窟の壁画は、彼らが描いた数ある壁画の中でも色彩の豊かさや、技法、そして600頭とも言われる描かれた動物の数と大きさなどが格別に素晴らしく、1979年に世界遺産に登録されました。壁画を保存するため、洞窟は現在非公開となっていますが、その魅力を広く人々に知ってもらうべく、フランス政府公認のもと制作され世界巡回している展覧会が「LASCAUX INTERNATIONAL EXHIBITION」です。 2016年秋、世界各国で人気を博しているこの巡回展に日本独自のコンテンツを加えた特別展「世界遺産 ラスコー展 」クロマニョン人が残した洞窟壁画」が、国立科学博物館で開催されます。

     本展では、謎に包まれたラスコー洞窟の全貌を紹介するとともに、1ミリ以下の精度で再現した実物大の洞窟壁画展示によって、研究者ですら入ることができない洞窟内部の世界を体験することができます。また、クロマニョン人が残した芸術的な彫刻や多彩な道具にも焦点をあて、2万年前の人類の豊かな創造性や芸術のはじまりを知る旅にご案内いたします。


    【お問い合わせ】
    九州国立博物館
    050-5542-8600


    【Webサイト】
    http://lascaux2016.jp/http://www.kyuhaku.jp/

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  • 九州国立博物館

    特別展 タイ~仏の国の輝き~

    【開催日時】
    2017年4月11日(火)~6月4日(日)

    【開催場所】
    九州国立博物館


    【内容】
    本展は、タイ王国門外不出の名宝と、選りすぐりの仏教美術の数々を一堂に集め、仏教がタイの文化形成に果たした役割をひもといていきます。日タイ修好130周年の節目に、日タイの両国が総力を結集して開催する空前の展覧会です。どうぞお見逃しなく!


    【料金】
    一 般 1,600円(1,400円)

    高大生 1,000円(800円)

    小中生 600円(400円)


    【お問い合わせ】
    九州国立博物館
    050-5542-8600


    【Webサイト】
    http://www.nikkei-events.jp/art/thailand/
    http://www.kyuhaku.jp/

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  • 九州国立博物館

    国宝 宮地嶽古墳出土品の精華と火葬墓

    【開催日時】
    2017年1月1日(日・祝)~3月26日(日)

    【開催場所】
    九州国立博物館


    【内容】
    このたび文化交流展示室では、宮地嶽古墳と宮地嶽火葬墓の出土品に注目して、その精華を紹介する特設コーナーを設けました。これは「宮地嶽古墳のきらめき」、「宮地嶽古墳と国際交流」、「宮地嶽火葬墓」の3つの小テーマから構成され、「光の道」のパネルが目印です。また宮地嶽火葬墓出土品は、当館初公開になります(内容器は再現文化財)。この展示を通して、玄界灘を雄飛した海人族の活躍に思いをはせ、この神社が持つ神秘的な雰囲気をぜひとも感じていただきたいと思います。


    【料金】
    大人
    430円(220円)

    大学生
    130円(70円)


    【お問い合わせ】
    九州国立博物館
    050-5542-8600


    【Webサイト】
    http://www.kyuhaku.jp/

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  • 九州国立博物館

    宗像・沖ノ島と大和朝廷

    【開催日時】
    2017年1月1日(日・祝)~3月5日(日)

    【開催場所】
    九州国立博物館


    【内容】
    世界文化遺産の国内候補となった宗像・沖ノ島。本展では、沖ノ島で発掘された出土品と、日本最古の歴史書である「古事記」・「日本書紀」に記された神話を交差させながら、大和朝廷を基盤に成立する「神宿る島」宗像・沖ノ島の源に迫ります。

    ・宗像・沖ノ島の国宝と大和の国宝・重要文化財を一斉公開
    沖ノ島と大和朝廷の関係は、祭祀遺跡や古墳から出土した資料を比較しながら眺めることで、はじめて明らかになります。
    沖ノ島の選りすぐりの国宝26件と、奈良・藤ノ木古墳 ふじのきこふん の馬具をはじめとした大和の国宝5件・重要文化財14件を含む、国宝全31件・重要文化財全19件を一斉公開いたします。
    【展示期間】金銅製龍頭(宗像大社):1月1日(日・祝)~1月29日(日)  金製指輪(宗像大社):1月31日(火)~3月5日(日)

    ・考古学から読み解く日本神話
    神代 かみよ からの神話と歴史をまとめた『古事記』・『日本書紀』の記述と日本各地の発掘調査の成果を照らし合わせることで、日本古来の神まつりの実像に迫ります。九州国立博物館が『古事記』・『日本書紀』の新しい読み方をご提案いたします。

    ・史上初! 日韓の黄金の指輪が集結
    沖ノ島の国宝を象徴する黄金に輝く指輪。シルクロードの流れを汲 く む黄金の指輪は、まさに日本とアジアのつながりを示す資料と言えるでしょう。
    新羅王 しらぎおう の陵墓 りょうぼ である皇南大塚南墳 こうなんおおつかなんふん の出土品をはじめ、日本と韓国の指輪18点が一堂に会する史上初の試みです。


    【料金】
    一 般 1,500円(1,300円)
    高大生 1,000円(800円)
    小中生 600円(400円)

    *( )内は前売りおよび団体料金(有料の方が20名以上の場合)。
    *上記料金で九州国立博物館4階「文化交流展(平常展)」もご観覧いただけます。
    *障がい者手帳等をご持参の方とその介護者1名は無料です。展示室入口にて障がい者手帳等(*)をご提示ください。
    (*)身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証
    *満65歳以上の方は前売り一般料金でご購入いただけます。券売所にて生年月日がわかるもの(健康保険証・運転免許証等)をご提示ください。
    *小中生、高大生は学生証をご提示ください。
    *キャンパスメンバーズの方は団体料金でご購入いただけます。券売所にて学生証、教職員証等をご提示ください。


    【お問い合わせ】
    九州国立博物館
    050-5542-8600


    【Webサイト】
    http://www.kyuhaku.jp/

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  • 奈良国立博物館

    名品展 珠玉の仏たち

    【開催日時】
    2016年12月27日(火)~

    【開催場所】
    奈良国立博物館

    【内容】
    なら仏像館の名品展「珠玉の仏たち」では、飛鳥時代から鎌倉時代に至る仏像を中心として日本彫刻、およびその源流ともいうべき中国・朝鮮半島の諸作品を幅広く紹介します。

    【料金】
    一般
    520円(410円)

    大学生
    260円(210円)

    【主催者】
    奈良国立博物館

    【お問い合わせ先】
    奈良国立博物館
    050-5542-8600

    【Webサイト】
    http://www.narahaku.go.jp/

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