イベント情報 (展覧会)
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掛図と標本―美術工芸学校の教材(京都・大学ミュージアム連携+による「京都の伝統」発信プロジェクト)
【開催日時】
2019-09-17~2019-10-20月曜日(休日の場合翌火曜日休館)
【開催場所】
京都市立芸術大学芸術資料館京都市西京区大枝沓掛町13-6
【内容】
京都府画学校は明治13年に絵画の学校として生まれました。やがて地域の産業と結びつきを強めながら、京都市立美術工芸学校へと組織の改編を重ねます。そこで行われた教育には絵手本や標本など様々な教材が使用されました。これらは、鑑賞のために制作されたものではないため、これまで公開の機会はまれでしたが、かつての教育の姿を浮かび上がらせる貴重な資料群です。戦前までの美術教育では、絵画・図案にかかわらず、京都という歴史的な地域の伝統を重視していました。肉筆で制作された故実教育のための掛図に代表されるように、これらは、近世的な要素を持ちながらも、学校という教育の場にふさわしい近代的な視点を意識するものでした。
【主催者】
京都市立芸術大学芸術資料館
【お問い合わせ先】
京都市立芸術大学芸術資料館
075-334-2232
【Webサイト】
http://libmuse.kcua.ac.jp/muse/
【バリアフリー対応】
車いす可。 -
第19回企画展「大嘗祭」(京都・大学ミュージアム連携+による「京都の伝統」発信プロジェクト)
【開催日時】
2019-10-15~2019-12-07日曜日・祝日 ※10月22日(火)、11月10日(日)は開館
【開催場所】
京都産業大学ギャラリー京都市下京区中堂寺命婦町1-10
【内容】
令和元年(2019)新しい天皇が即位され、11月には大嘗祭が予定されています。昭和天皇御大礼までは一連の儀式は京都で行われ、大嘗宮や饗宴場などの諸施設は京都御苑内に造営されました。
本企画展では京都産業大学図書館所蔵の大嘗祭に関する巻子を中心に展示を行い、京都で行われてきた大嘗祭、また御大礼について紹介をします。
【主催者】
京都産業大学ギャラリー
【お問い合わせ先】
京都産業大学ギャラリー
075-277-0254
【Webサイト】
http://www.kyoto-su.ac.jp/outline/shisetsu/musubiwaza/gallery/ -
未景2019 -御寺アート元年-
【開催日時】
2019-09-04~2019-09-16会期中無休
【開催場所】
御寺泉涌寺 京都市東山区泉涌寺山内町27
【内容】
「未景(みけい)、未だ見えざるものとの出会いのために」
いま、私たちの目に映っているものは、まだ見えないものともう見えなくなったものの狭間で結ばれるかりそめのイメージであるとも言えます。
芸術と呼ばれる知と感性の冒険は、それらの見えないものにあふれた景色を体験するための大いなる旅でもあります。未だ実景として焦点を結ばないものに対して心の焦点を合わせることに挑むことを繰り返す、「いま・ここ」の向こう側への真摯な探求こそが芸術とのかかわりに他ならないのだと思います。
新たな時代へ向けての伝統の創造と、まだ見ぬ景色との出会いに向かって、私たちがともに作り出すべきものたちを描く、日本の未来遺産としての芸術と文化・伝統とのコラボレーションが、未景(=未だ見えざるものたちとの出会い)を創造(=すべての生あるもの同士のかかわりの営み)する磁場として出現されることを求め、未だ見ぬもの、見えざるものへ向かう知と美の冒険の旅を、いまここから始めていきたいと願っています。
未景展 出品作家
秋山陽(立体・陶芸)、アリム・アズーズ(写真)、飯盛雅子(メディアアート)、池田泰子(デザイン・インスタレーション)、イチハラヒロコ(ことばのアート)、宇野和幸(絵画)、海野厚敬(絵画・日本画)、エトリケンジ(立体)、大隅秀雄(立体・彫刻)、大沼憲昭(絵画・日本画)、川嶋渉(絵画・日本画)、木村了子(絵画・日本画)、柴清文(立体)、菅原布寿史(立体・ミクストメディア)、杉本晋一(絵画・油彩)、田島周吾(絵画・日本画)、中野順二(漆芸)、中村宏太(立体・ミクストメディア)、橋口新一郎(建築)、長谷川一郎(絵画・油彩)、花山ダンゴ(絵画・日本画)、DENKITOMBO × 金原芳山(映像・書)、平林朋宗(生け花)、安喜万佐子(絵画)、山中隆(絵画・油彩)、山之内理枝(立体・インスタレーション)
【料金】
無料 寺院拝観料(¥500)のみでご覧いただけます
【主催者】
未景展実行委員会
【お問い合わせ先】
未景展実行委員会事務局:京都市右京区嵯峨五島町1 嵯峨美術大学 芸術学部造形学科油画研究室内
075-864-7883
【外国語対応】
英語 -
京都府アーティスト・イン・レジデンス事業 展覧会「大京都2019in京丹後」
【開催日時】
2019-10-11~2019-10-27
【開催場所】
桜山荘、吉村機業(株)旧織物工場京丹後市峰山町泉1171番地 他
【内容】
「京都:Re-Search2018in京丹後」でのリサーチをもとに、アーティスト(SIDE COREなど)による地域の新しいアートドキュメント(=記録)を作成する「大京都2019in京丹後」を開催。
【主催者】
京都:Re-Search実行委員会
【お問い合わせ先】
京都:Re-Search実行委員会事務局
075-414-4279
【Webサイト】
http://kyoto-research.com/ -
現代京都の名工(京都・大学ミュージアム連携+による「京都の伝統」発信プロジェクト)
【開催日時】
2019-09-01~2019-09-299/8(日)、9/15(日)、9/22(日)
【開催場所】
嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学附属博物館京都市右京区嵯峨五島町1番地
【内容】
本学では2004年から「京の美意識」と題する公開講座を開催してきました。この展覧会ではこの講座に登壇された工芸家による五種の工芸作品を紹介いたします。墨守するだけでは伝統を継続しがたいこんにちにあって、あらたな展開にもチャレンジしながら活動を続ける現代京都の名工たちの姿をご覧いただきます。
【主催者】
嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学附属博物館
【お問い合わせ先】
嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学附属博物館
075-864-7898 -
図案家の登場―近代京都と染織図案Ⅲ(京都・大学ミュージアム連携+による「京都の伝統」発信プロジェクト)
【開催日時】
2019-08-26~2019-10-06日曜日・祝日(10/6は開館)
【開催場所】
京都工芸繊維大学美術工芸資料館京都市左京区松ヶ崎橋上町1
【内容】
「近代京都と染織図案」展の第三弾となる本展では、図案を制作する「図案家」という職業に着目します。明治期は、さまざまな工芸品に関する下絵が「図案」という新たな職業領域として成立し、図案を専門的に制作する「図案家」が社会的にも認知されはじめました。また、教育機関においても図案制作に従事する人材の育成が開始されました。ただし、図案は工芸品・産業製品制作の途中過程という性格もあり、完成された製品に比べてこれまで注目されにくかった分野でもあります。
本展では、明治から戦前期を通して図案家が手がけてきた仕事から、近代京都における制作現場の図案をみていきます。
【主催者】
京都工芸繊維大学美術工芸資料館、京都市立芸術大学芸術資料館
【お問い合わせ先】
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
075-724-7924 -
ICOM京都大会開催記念 京都新聞創刊140年記念 東京富士美術館所蔵 百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展
【開催日時】
2019-08-25~2019-09-29休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)※ただし9月2日は開館
【開催場所】
京都文化博物館4階展示室京都府TT京都市中京区三条高倉
【内容】
本展は、本年に開催されるICOM(国際博物館会議)京都大会を記念して、東京富士美術館が所蔵する3万点のコレクションの中から、日本美術の名品を展観するものです。
本展では日本文化の豊穣な芸術世界のエッセンスをわかりやすく楽しむことができるように「カワイイ」「サムライ」「デザイン」「黄金」「四季」「富士山」など日本美術を特色づけるキーワードを通し、ニッポンのビジュツを俯瞰的に横断します。さらに刀剣をあたかも実際に手に持つようなスタイルで鑑賞できる刃文鑑賞特設ケースや、江戸時代に室内で灯明をあてて金屏風を鑑賞した様子を、VR技術を元にシュミレーション体験できるなど、従来の展覧会にはない新しい日本美術の楽しみ方を提案します。絵画、浮世絵版画、漆工、刀剣、武具甲冑などの多彩な作品群を通して、日本美術の豊かさに触れる絶好の機会となるでしょう。
【料金】
一般1,200円(1,000円)、大高生800円(600円)、中小生 400円(300円)
【主催者】
京都文化博物館
【お問い合わせ先】
京都文化博物館
075-222-0888
【Webサイト】
http://www.bunpaku.or.jp/
【外国語対応】
英語
【バリアフリー対応】
エレベーター, エスカレーター, 車椅子, ベビーカー -
辰野金吾没後100年 文博界隈の近代建築と地域事業
【開催日時】
2019-08-31~2019-10-27休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)※ただし9月2日は開館
【開催場所】
京都文化博物館T2階総合展示室 京の至宝と文化ゾーン京都府TT京都市中京区三条高倉
【内容】
本展覧会では、京都文化博物館界隈の近代建築の歴史とその保存・活用にかかる地域事業を紹介します。2019年は、当館別館(旧日本銀行京都支店)の設計を担った建築家・辰野金吾の没後100年にあたります。そこで、同じく辰野が設計した日本銀行本店と東京駅にかかる諸機関(日本銀行金融研究所貨幣博物館と東京ステーションギャラリー)とも連携して、展覧会を開催します。展覧会を通じて、近代建築の保護・活用のあり方についてより広い議論に結びつくことを期待したいと思います。
【料金】
一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
【主催者】
京都文化博物館
【お問い合わせ先】
京都文化博物館
075-222-0888
【Webサイト】
http://www.bunpaku.or.jp/
【外国語対応】
英語
【バリアフリー対応】
エレベーター, エスカレーター, 車椅子, ベビーカー -
ICOM京都大会開催記念展覧会 京の歴史をつなぐ
【開催日時】
2019-08-29~2019-09-29休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)※ただし9月2日は開館
【開催場所】
京都文化博物館3階展示室京都府TT京都市中京区三条高倉
【内容】
ICOM京都大会テーマ「文化をつなぐミュージアム-伝統を未来へ-」に沿って、京都の文化遺産や景観がどんな歴史を経て、いかなる価値が見出され、現代に継承されてきたのかを紹介します。
【料金】
一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
【主催者】
京都文化博物館
【お問い合わせ先】
京都文化博物館
075-222-0888
【Webサイト】
http://www.bunpaku.or.jp/
【外国語対応】
英語
【バリアフリー対応】
エレベーター, エスカレーター, 車椅子, ベビーカー -
みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術
【開催日時】
2019-10-12~2020-01-13休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、12月28日~1月3日
【開催場所】
京都文化博物館京都府TT京都市中京区三条高倉
【内容】
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。彼が紡ぎ出した、「線の魔術」ともいえる華やかな作品は、没後80年経った今なお、世界中の人たちを魅了し続けています。本展では、ミュシャが手がけたポスターなどのグラフィック作品はもとより、ミュシャの幼少期の作品、蔵書や工芸品、アトリエで撮影された写真、祖国チェコへの想いを込めた作品などを通して、ミュシャの多様な魅力に迫ります。ほかにも、ミュシャの作品から影響をうけた明治期の文芸誌から、1960-70年代のイギリス・アメリカを席巻したグラフィック・アート作品、日本のマンガ家やイラストレーターの作品まで、およそ250点を展示します。
時代を超えて愛される画家の秘密をひも解く、これまでにないミュシャ展です。
【料金】
一般1,500円(1,300円)、大高生1,200円(1,000円)、中小生 500円(300円)
【主催者】
京都文化博物館
【お問い合わせ先】
京都文化博物館
075-222-0888
【Webサイト】
http://www.bunpaku.or.jp/
【外国語対応】
英語
【バリアフリー対応】
エレベーター, エスカレーター, 車椅子, ベビーカー