
珠のミスマル 天と地を廻る魂
【開催日時】
5月6日(水)、7日(木)14時半開演/14時開場
【開催場所】
黄檗山 萬福寺 (京都府宇治市五ケ庄三番割34)
【出演者】
出演:歌枕直美(歌・語り)
=プロフィール=
言葉には力がある、そのような万葉集の和歌に日本人の心の原点を感じ、西洋音楽と融合させたCD「みやびうた〜音楽で綴る万葉集」シリーズを発表し、万葉集を音楽として現代に生かす先駆者となる。更に 記紀万葉の和歌により古代から伝わる知恵を表現する新しい舞台芸術「和歌劇〜和歌と映像で語る歴史物語」を制作。ヨーロッパ公演では「日本語の響きが美しい」との評価を得る。そして今回は 古事記の中に秘められた星の物語を現代に再生する舞台劇を創造。
【内容】
「星はスバル」と枕草子にある様に、星の代表であったスバルを 人々は猿田彦など神話の英雄に当てはめました。天上の神・アマテラスが 天若彦という神を地上に送り 国譲りの交渉をさせた時、地上の神・アジスキタカヒコネは天空に昇ってミスマルの星になりました。天に昇る直前 彼は死んだ天若彦の葬送の建物を太刀で伐り倒します。その行為は一見 乱暴に見えますが、それは閉じこめられた魂を次の世界に送り出すために必要だったのです。
この物語は 古事記の中の 生命の再生の神話を新しい音楽に載せた歌と語りにより現代に再生する舞台芸術です。
読んだだけでは分かり難い古事記の内容も それを表す音楽と共に聞くことにより 自然に心の中に入ってきます。
[物語のあらすじ]
日の神・アマテラスの弟・スサノヲは 自らの悪戯のために天上の世界から追放され、地底の根の国に向かった。その途中に立ち寄った出雲国でスサノヲは国主の娘・クシナダ姫と出会い、御子・オオクニヌシを儲けた。スサノヲ亡き後、出雲の国主となったオオクニヌシは 国を拡張し稔り豊かな国に造り上げた。
出雲の国の繁栄を見た天上のアマテラスは 地上の世界を支配しようと考え、神々の中から天若彦を選んで地上に送り込んだ。出雲国に着いた天若彦をオオクニヌシは立派な若者が来たといって歓待し、娘・下照姫と結婚させて自らの跡継ぎに指名した。八年たっても天若彦から何の連絡もないため、天上のアマテラスは雉の鳴女に命じて天若彦が本来の使命を果たす様に伝えさせた。天若彦は雉の鳴女を矢で射殺すが、その矢は天上の世界まで届き、逆に射返された矢に当たって彼は死んでしまった。
天若彦の葬送の場で オオクニヌシの子・アジスキタカヒコネは 太刀で葬儀の建物を破壊すると、彼の体は宙に舞い上がって天上の世界に達した。天若彦と姿形が良く似たアジスキタカヒコネを見て、天上の神々は若彦が生き返ったと云って喜んだ。
その後アマテラスは孫・ニニギ命を御供と共に送り出すと、途中で待ち受けていたオオクニヌシの子・猿田彦の先導により一行は無事に地上に着いた。役目を終えた猿田彦は天に昇ってスバルとアメフリの星になった。
(萬福寺との関わり)
昔 萬福寺のある南山城に、アジスキタカヒコネを信奉するカモの一族が 西の方よりヤマトの国を経由して入ってきたそうです。それは恐らく、萬福寺を建てた人たちと同様、船で海と川を渡ってきたのでしょう。
【料金】
チケット料金(※拝観料込)
一般前売り4,000円 一般当日4,300円
学生前売り2,500円 学生当日2,800円
歌枕直美友の会会員 3,000円
【主催者】
株式会社うたまくら.
【お問い合わせ先】
問合せ・連絡先:株式会社うたまくら. 〒564-0028 吹田市昭和町10−3−201
TEL.06-6317-3873 FAX.06-6317-3874
utasha@utamakura.co.jp
【Webサイト】
http://utamakura.co.jp
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