企画展示「ひらかな盛衰記」
【開催日時】
令和3年10月9日(土)~11月28日(日)
午前10時~午後6時
【開催場所】
国立文楽劇場
【内容】
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」で始まる『平家物語』は、琵琶法師たちによる語り物文芸としても、読み物としても流布した物語です。『平家物語』に描かれた源氏と平氏の戦いは、広く語り継がれ、いくつもの作品が生まれました。能・文楽・歌舞伎にも脚色され、源平の武士たちが活躍する作品が数多くあります。
錦秋文楽公演第二部・第三部の「ひらがな盛衰記」は、源平合戦の中の、木曽義仲討伐から一の谷の合戦までを背景に、義仲の遺臣樋口次郎兼光の忠節や、梶原源太景季の出陣をめぐる物語を描いています。タイトルの「ひらかな」には『源平盛衰記』を平俗に砕いたものという意味があります。
本展示では、『平家物語』の挿絵や『源平盛衰記図会』、源平の世界を題材にした能・文楽・歌舞伎に関連する絵画を中心に、それぞれの芸能に表現された「平家物語」の世界を紹介します。このほか、「神崎揚屋の段(無間の鐘)」の大道具をはじめ写真パネルや小道具も展示します。本展示を通し「ひらかな盛衰記」の魅力を再発見していただければ幸いです。
【料金】
無料
【主催者】
独立行政法人日本芸術文化振興会
【お問い合わせ先】
代表
06-6212-2531
【Webサイト】
https://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/event/2057.html
【外国語対応】
英語
【バリアフリー対応】
車いす
【屋内/屋外】
屋内
【参加型/観覧型】
観覧型
【駐車場】
なし
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