「未景2021 ―御寺・ART・いのり- あかるい水になるように」

【開催日時】
2021/9/4(土)~2021/9/19(日)

【開催場所】
御寺泉涌寺(京都市東山区泉涌寺山内町27)

【内容】
「あかるい水になるように」

御寺泉涌寺のなまえ(寺号)の由来は、1218年に月輪大師が宋の方式を取り入れた大伽藍を営んだ際に寺の一角より清水が涌き出た事にあります。泉涌寺の境内にある「水屋形」では、同じ場所から、今でもその名の通りに水が湧き続けています。
2021年の未景は、2020年に開催した京都市内のギャラリーと御寺泉涌寺での展覧会から継続する一体的な企画として、御寺泉涌寺にも、また人の命にも深くかかわりを持つ「水」をキーワードに開催いたします。

水は気体、液体、固体などにその様相を変えながら、その姿が見えるか・触れることが出来るかということに関わらず常にそこにあります。そして常にありながらも同じものがそこにとどまっているわけではありません。私たちと共にありながらも、同時にそこではないところにあります。そして必ずしも恩恵だけを与えてくれるものでもありません。
そのような私たちを取り巻くものたちに小さなひとしずくのような祈りを込め、それらが集まって大きな潤いとなるように、そしてあかるい水になるように、いのりとアート、御寺泉涌寺と様々なジャンルのアーティストたちがこころをひとつにしたコラボレーションによるヴィジョンを展開します。

 展覧会タイトルの「あかるい水になるように」は、今回の参加作家でもある詩人・岬多可子氏の詩および詩集「あかるい水になるように(2021年第2回大岡信賞受賞)」から使わせていただいたものです。

「未だ景ならざるもの」を見つめ続けることを活動の根幹に置いた、御寺泉涌寺と様々なジャンルのアーティストによるコラボレーションとして展開する「未景」は、世界的な猛威を振るっている未だ終息が見通せない新型コロナウィルス感染症の蔓延に心を痛め、人々の平和で健康な生活が営める世界を一日も早く取り戻せるように、心を合わせて祈りとアートによる疫病退散を祈願するアートイベントを開催いたします。
御寺泉涌寺において、僧侶、アーティストと拝観者や鑑賞者の皆さんとともに、コロナ終息への祈りをかたちにして、つなげていこうという企画です。

泉涌寺境内各所で様々なアート作品が展示されるとともに、以下の関連イベントを行います。
①法要 9/4(土)13:00~ 
 イベントの開始にあたって、泉涌寺僧侶によるコロナ退散を願う法要を行います。
②トーク(鼎談)・朗読、ライアー(竪琴)演奏会 9/4(土)14:00~ 
 登壇:岬多可子氏(詩人)、淺山泰美氏(詩人・竪琴奏者)、細見和之氏(詩人・大阪文学学校校長、京都大学教授)
③散華制作体験 会期中随時
 拝観にこられた方々にも散華を制作していただき展示します。
④ミクロワンダー(水の観察スケッチ・ワークショップ) 9/11(日)10:15~
 泉涌寺の湧水など、水を採取して観察・スケッチしたもので缶バッジを作る子供(親子)向けワークショップ
⑤未景NIGHT・夜間拝観&作品鑑賞ツアー 9/19(日)18:00~
 ライトアップされた境内の見学と出展アーティストによる作品解説ツアー

【料金】


【主催者】
未景展実行委員会

【お問い合わせ先】
未景展実行委員会
075-561-1551
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【Webサイト】
https://mikei-art.com/

【外国語対応】
英語

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