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京都・大学ミュージアム連携国際シンポジウム「京都の近代化と伝統の形成―歴史資料の保存と活用」

【開催日時】
2019-09-21

【開催場所】
京都工芸繊維大学60周年記念館1階ホール京都市左京区松ヶ崎橋上町1

【内容】
これまで「古都」「歴史都市」というイメージで語られることが多かった京都の近代に注目が集まっています。こうした動きのなかで、「古都」や「歴史都市」という京都のイメージそのものが、近代において形成された歴史的産物であったことが明らかにされてきています。
研究が進むにつれて、近代およびそれ以降に生まれた大学や大学の収蔵する資料が、近代の諸問題にせまる貴重な素材であること明らかになってきました。いまや、大学ミュージアムは、失われつつある文化遺産・産業遺産・教育資料を収蔵する場、まさに、近代の歩みを伝える場として存在しています。
わたしたち京都・大学ミュージアム連携は、近代化が進むなかで「伝統都市」として成長を遂げた京都が生み出した各種の歴史資料の現在への理解を深め、京都の伝統をとらえ直すため、今回のシンポジウムを企画しました。
基調報告「ハーバードに遺された近代日本のデザイン見本帖、その来歴と受容に関する一考察」
 報告者:マクヴェイ山田久仁子(ハーバード大学イェンチン図書館・司書)
パネリスト:高井多佳子(髙島屋史料館・研究員)
       川勝美早子(島津製作所 創業記念資料館・学芸員 課長)
       和田積希(京都工芸繊維大学美術工芸資料館・特任助教)

【主催者】
京都・大学ミュージアム連携

【お問い合わせ先】
京都・大学ミュージアム連携運営委員会事務局(京都工芸繊維大学美術工芸資料館内)
075-724-7924

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