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2019年「街かど古典カフェ」Ⅱ へたなうたよみ きのつらゆき -古今集に抱かれた日本人-

【開催日時】
2019-09-04~2019-09-25

【開催場所】
虎屋T京都ギャラリー(虎屋菓寮T京都一条店横)京都市上京区一条通烏丸西入広橋殿町400

【内容】
正岡子規から「貫之は下手な歌よみにて『古今集』はくだらぬ集」と全否定された、紀貫之。ほんとうに「下手な歌よみ」なのでしょうか。もし、貫之がいなかったとしたら・・・王朝文学の開拓者であり、ひらがなの申し子であった紀貫之について、千年前に詠まれた和歌とともに読みときます。
「街かど古典カフェ」は、一流の講師を囲み、趣のあるパリ街角のカフェのように、少人数で講師を囲み、親しく議論を深める贅沢な講座です。
【日時】令和元年9月4日、11日、18日、25日 ※いずれも水曜日
    14時~15時30分(受付:13時30分)
【定員】30名(申し込み多数の場合は抽選)
【講座内容】
  第1回(9月 4日)「匠のわざ―紀貫之は下手な歌詠みか」
  第2回(9月11日)「ひらがなの申し子―やまとことばの魅力」
  第3回(9月18日)「女もしてみむとてするなり―『土佐日記』の驚くべき前衛」
  第4回(9月25日)「日本の美意識をつくる―見立てと取り合わせ―」
書き手が男性に限られ、漢文で記録するものだった日記(家記)を、貫之は女装という倒錯的な方法で、「ひらがな」なら女性でも日記が書けるよ、と女手による文章表現を勧めたのです。驚くべき前衛というべきでしょう。才気煥発な女性たちを目覚めさせ、『蜻蛉日記』そして『枕草子』『源氏物語』の時代を導いたのも、貫之でした。
【講師プロフィール】
 小林 一彦(こばやし かずひこ)
京都産業大学文化学部教授。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院後期博士課程単位取得。和歌文学会常任委員、中世文学会委員、日本文学風土学会常任理事、全国大学国語国文学会委員などを歴任。教育・研究・執筆活動のかたわら、古典の魅力をわかりやすく伝える講演活動にも力を入れており、幅広い年代を対象に古典の語り部として各地を歩く。著書には『鴨長明と寂蓮』(笠間書院)、『続拾遺和歌集』(明治書院)、『鴨長明方丈記』「100分de名著」ブックス、NHK出版)などがある。京都新聞に「古典に親しむ-新古今和歌集の森を歩く」を毎週月曜連載中。
【募集要項】
 Ⅰ.募集期間 令和元年6月24日(月)~7月17日(水)必着
 Ⅱ.申し込み方法 古典の日推進委員会ホームページもしくは郵便往復はがき(1通につき1名)
  <往復はがきの記入方法>※字が消せるタイプの筆記具はご使用にならないでください。
  [往信用の表面]
  〒600-8009 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地 京都経済センター3階
        (公財)京都文化交流コンベンションビューロー内
         古典の日推進委員会「街かど古典カフェ」Ⅱ係
  [返信用の裏面]
   何も記入しないでください
  [返信用の表面]
   ①ご自身のご住所 ②お名前
  [往信用の裏面]
   ①氏名(フリガナ) ②郵便番号、住所 ③電話番号 ④メールアドレス(お持ちの方のみ) ⑤性別 ⑥年齢
 Ⅲ.※申し込み多数の場合は抽選。抽選結果の通知については7月下旬を予定。
   ※往復はがきでお申し込みの当選者の方には、受講料の入金確認後、受講票(返信はがき)を送付します。Webでお申し込みの方は、メールでご案内いたします。(受講料の振り込み手数料は各自ご負担ください。)
   ※入金後のキャンセルはできませんのでご注意ください。
   ※応募時にご記入いただいた個人情報につきましては、古典の日推進委員会の事業のご案内や、各種連絡の目的のみに使用します。
   ※応募等についての問合せは、古典の日推進委員会までお願いします。
 Ⅳ.注意事項(次の場合は応募が無効となりますので、ご注意ください)
  ①Web申し込み、郵便往復はがき以外での応募
  ②重複応募(Web申し込み・はがきの重複も含む)
  ③1通につき2名以上の応募
  ④記入漏れ、記載不備
  ⑤応募締切日を過ぎたもの
※Web申し込みは、古典の日推進委員会のホームページをご確認ください。

【料金】
8,000円(4回通し・お茶菓子付)

【主催者】
古典の日推進委員会

【お問い合わせ先】
古典の日推進委員会
075-353-3060

【Webサイト】
http://www.kotennohi.jp/

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