文化庁京都移転の機運を醸成するための連続講座(特別編)プロフェッショナルに聞く!~文化庁移転と文化芸術の未来~「変革と挑戦-伝統文化の可能性とは?」
【開催日時】
2018-09-30
【開催場所】
国立京都国際会館イベントホール2階カフェテラス京都市左京区岩倉大鷺町422
【内容】
京都市では,文化庁の京都移転の機運を醸成していくため,平成28年度から,連続講座「プロフェッショナルに聞く!~文化庁移転と文化芸術の未来~」を実施しています。
今回は,同日に行われる文化庁創立50周年記念式典の開催に合わせた特別編として,「変革と挑戦―伝統文化の可能性とは?」をテーマに実施しますが,出演者が下記のとおり決まりましたので,お知らせします。
なお,同日,文化庁創立50周年を記念した「SAKE Spring 発酵ワンダーランド」(SAKE Spring実行委員会主催)が同会場で開催されます。
1 登壇者
村田 吉弘 氏
(株式会社菊の井代表取締役/NPO法人日本料理アカデミー理事長)
京都・祇園の老舗料亭「菊乃井」の長男として生まれる。立命館大学在学中,フランス料理修行のため渡仏。1976年に菊乃井木屋町店,2004年に赤坂菊乃井を開店。
常識にとらわれない自由な発想から生まれる料理と経営哲学は国内外のシェフに影響を与え続けている。また,機内食(シンガポール航空)や医療機関・学校等での食育活動を通じて,食に関する課題を提起し解決策を図る活動も行う。
厚生労働省「現代の名工」(2012年),文化庁「地域文化功労者(芸術文化)」(2014年)他,受賞歴多数。
「儲かる料理経営学~ケチなお店にお客は来ない~」(日経BP社)他,著書多数。
大西 里枝氏
(大西常商店 四代目若女将)
立命館大学卒業後,通信会社に勤務。扇子を彩る「和の色彩」と「伝統文様」に魅了され,家業の大西常商店に入社。京都市の歴史的風致形成建造物に指定される店舗兼住宅は,扇子の製造や販売を行うほかにも,能や日本舞踊などの伝統芸能の稽古場としても開放している。
香りを保つ力が高い扇骨(竹)の特性と,京扇子の加工技術を活かした,新しいルームフレグランス「かざ」を開発し,クラウドファンディングを活用しながら普及に挑戦している。
河原 尚子 氏
(株式会社スプリングショウ代表取締役/SIONEブランドデザイナー・陶板画作家)
350年続く茶陶の窯元「真葛焼」に生まれる。
佐賀での修行の後,2005年から自身の工房にて陶板画制作をはじめる。その後,デザイナーや他業種の経験をもとに,プロダクトの可能性を探求。2009年にブランド「SIONE(シオネ)」を立ち上げ,新しい陶磁器の可能性を追求しながら,現代に沿ったもてなしの文化を創っている。
LEXUSや伊勢丹など有名ブランドとのコラボレーションの他,海外でも積極的に作品を発信している。
杉岡 秀紀 氏(ファシリテーター)
(福知山公立大学地域経営学部 准教授)
祖父・叔母は書家(日本書道美術館副館長),父は写真家(全日写連奈良県本部委員)という家系に生まれ,自身も幼少期から文化に興味を持ち,音楽を始める。2003年,まちづくりNPOきゅうたなべ倶楽部を設立し,代表に就任。現在は京都府北部に移住し,大学教員として街おこしに奔走する傍ら,京都府選挙管理委員会選挙啓発プロモーションビデオや舞鶴市イメージソングなどで作詞を手掛ける等音楽活動も継続中。
【主催者】
京都市
【お問い合わせ先】
文化芸術企画課
075-366-0033
【Webサイト】
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000242303.html
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