「時の海-東北」タイム設定ワークショップ

【開催日時】
2018年8月25日(土)

【開催場所】
せんだいメディアテークT1階オープンスクエア 仙台市青葉区春日町2-1

【内容】
「時の海-東北」は、現代美術家の宮島達男が東日本大震災の犠牲者への鎮魂と復興を願い、震災直後から計画を進めてきた、幅30x長さ50mの巨大プールに3000個の数字LEDを設置することを目標としているアート作品です。この作品は被災されたみなさん、そのみなさんの想いに寄り添う全国、世界中の方々の参加によって実現する参加型作品です。
2017年にはReborn-Art Festival 2017の参加作品として300個のブルーのLEDが宮城県牡鹿半島に展示されました。この300個のLEDは186名の「サポート・アーティスト」によるクラウドファンドを通じての資金サポート、そして300名の「コラボレーション・アーティスト」の両者によって実現しました。「コラボレーション・アーティスト」には石巻市民のみなさん、市内小学校、また県外の仮設住宅に暮らす方々にご協力いただきました。
今回は、グリーンのLEDのタイム設定をしてくださる方々を先着200名募集します。参加されるみなさんの様々な思いを数字LEDのカウントするスピードに託すことで、震災の記憶と鎮魂、未来への希望を表現します。
設定していただいた数字LEDは2017年に展示された300個のブルーのLEDと一緒に2019年に開催される第二回Reborn-Art Festivalにて展示される予定です。
「タイム設定」とは?
数字LEDは9~1までの数字を様々なスピードでカウントをしています。1秒から299秒までの間でお好きな秒数を設定していただくことができます。当日会場にて様々なカウントスピードのサンプルをご用意いたしますので、実際にご覧頂いてから設定することが可能です。
「時の海」とは?
宮島の作品には、「アートは今を生きている人々のために」という思いがこめられています。カウントする数字のLEDを敷き詰めた「時の海」は1988年に制作された宮島の代表作でもあり、1998年にはベネッセアートサイト直島にも設置されています。
カウントしている時間は「生」を、0の暗闇になる時間は「死」をあらわし、その「生」と「死」が永遠に繰り返され、「生命の輝き」を表現しています。カウントするスピードが異なるのは個々の生命の個性を表しています。

【お問い合わせ先】
宮島達男スタジオ
moffice@tatsuomiyajima.com
moffice@tatsuomiyajima.com

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