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色彩の画家 オットー・ネーベル展

【開催日時】
2018年4月28日 ~ 2018年6月24日
10:00~18:00 ただし、金曜日は19:30まで(入場は閉室の30分前まで)

【開催場所】
京都文化博物館

【内容】
スイス、ドイツで活動した画家オットー・ネーベル(1892-1973)。1920年代半ばにワイマールに滞在したネーベルは、バウハウスでカンディンスキーやクレーと出会い、大いなる刺激を受けながら長きにわたる友情を育みました。とりわけネーベルの芸術にいちはやく理解を示したカンディンスキーの尽力により、ネーベルの作品はニューヨークのグッケンハイム財団に購入されるという栄誉を得ています。一方、1933年にヒトラーがドイツの首相に就任すると、ナチス政府により彼らの芸術は「退廃芸術」として弾圧、ネーベルとクレーはともにドイツを離れることを余儀なくされ、スイスのベルンに移り住みます。この地でクレーが1940年に亡くなるまで、2人はお互いの家を行き来しながら親しく交流を続けました。
 このたびベルンのオットー・ネーベル財団の全面的な協力を得て開催される、日本初の回顧展となる本展では、建築、演劇、音楽、抽象、中東など彼が手がけた主要なテーマに沿って、クレーやカンディンスキー、シャガールなどネーベルが影響を受けた同時代の画家たちの作品も併せて紹介していくことで、ネーベルが様々な画風を実験的に取り入れながら独自の様式を確立していく過程に迫ります。バウハウス開校100 周年(2019 年)を前に、若き日のバウハウス体験に始まり、素材やマチエールを追求し続けた画家ネーベルの知られざる画業を紹介します。

【料金】

一般
1,500円 ほか

【主催者】
京都府 京都文化博物館 産経新聞社 関西テレビ放送

【お問い合わせ先】
京都文化博物館
075-222-0888

【Webサイト】
www.bunpaku.or.jp

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