山本忠司展――風土に根ざし、地域を育む建築を求めて

【開催日時】
2018年3月22日~2018年6月9日
午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館:日曜日・祝日

【開催場所】
会場:京都工芸繊維大学美術工芸資料館(〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町)アクセス:○京都市営地下鉄「松ヶ崎」駅下車、1番出口から右(東)へ約400m、四つ目の信号を右(南)へ約180m進む。○京都バス「高野泉町」駅下車、馬橋を渡り左へ約200m進む。

【内容】
山本忠司(1923~97年)は、香川県の建築技師として幅広い活躍をした建築家です。1923年に香川県大川郡志度町(現・さぬき市志度)に生まれ、戦時下の1943年に本学の前身校である京都高等工芸学校図案科に入学しますが、同年12月に徴兵されて、高松で1945年の敗戦を迎えます。同年10月に改組された京都工業専門学校に復学して1948年に卒業、香川県に入庁し、焦土と化した地元香川の戦後復興を担うべく建築技師として働き始めます。山本は、地元で培われてきた木工事や石材加工の職人技や素材の豊かさや木造文化の伝統にも目覚め、独自の建築を目指していくのです。没後初となる本展では、このような幅広い活動を続けた山本忠司の歩みを、県庁在籍時の仕事を通じて紹介し、彼の求めた、風土に根ざし、地域を育む建築の意味と可能性について考えてみたいと思います。

【料金】
入館料:一般200円、大学生150円、高校生以下無料 
(京都・大学ミュージアム連携所属大学の学生・院生は学生証の提示により無料で入場できます)

【主催者】
京都工芸繊維大学美術工芸資料館

【お問い合わせ】
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
075-724-7924

【Webサイト】
http://www.museum.kit.ac.jp/

【備考】
申込不要

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