飛鳥資料館平成30年度 春期特別展「あすかの原風景」

【開催日時】
平成30年4月27日(金)~7月1日(日)
午前9時~午後4時半(入館は午後4時まで)
※月曜休館(4月30日(月・振休)、5月1日(火)とも開館)

【開催場所】
奈良文化財研究所 飛鳥資料館

【内容】
飛鳥時代の遺跡と農村の暮らしが一体となった明日香村には、「日本の原風景」とも言われる眺めが広がっています。この歴史的風土を守るため、人々が立ち上がってから、ほぼ半世紀が経ちました。この間、村内では懐かしい農村風景が保たれながらも、集落の人口構成の変化や道路の開通、発掘調査の進展や遺跡の整備などにより、少しずつ景色がうつりかわってきています。
江戸時代から近代にかけての飛鳥では、古代の石造物や古墳の高まりなどが歴史家の注目を集める一方、飛鳥の小盆地とその周辺には、当時の日本ではあたり前の農村の景色が広がっていました。近代の地図や、昭和の発掘調査時に撮影された写真などからは、飛鳥ブームが巻き起こる以前の「あすか」の原風景がうかがえます。
今回の展覧会では、これらの地図や古写真などの貴重な資料をもとに、明治期から昭和中期にかけての飛鳥の集落の様子を紹介します。この展覧会が、かつての村の姿をふりかえり、未来に伝えていく契機となれば幸いです。

【料金】
一般270円(170円)/大学生130円(60円)
高校生及び18歳未満、65歳以上は無料(年齢のわかるものが必要です)
※( )は20名以上の団体

【主催者】
主催:奈良文化財研究所飛鳥資料館
協力:入江泰吉記念奈良市写真美術館
後援:文化庁、明日香村、近畿日本鉄道株式会社

関連する場所: 奈良文化財研究所 飛鳥資料館