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特別陳列  お水取り

【開催日時】
平成30年2月6日(火)~平成30年3月14日(水)
午前9時30分~午後5時(金・土曜日は午後8時まで)
※2月8日(木)・11日(日)~14日(水)は午後8時30分まで、2月9日(金)・10日(土)は午後9時まで開館(「なら瑠璃絵」開催期間中)
※3月1日(木)・4日(日)~8日(木)・11日(日)・13日(火)・14日(水)は午後6時まで開館(二月堂 お松明の期間)
※3月12日(月)は午後7時まで開館(二月堂 籠松明の日)
※いずれも入館は閉館の30分前まで

【開催場所】
奈良国立博物館

【内容】
奈良に春を呼ぶ行事とされる東大寺二月堂の「お水取り」は、正式には修二会(しゅにえ)といい、春を言祝(ことほ)ぐ仏教法会です。夕刻に二月堂へ向かう練行衆(れんぎょうしゅう)(参籠僧)の足下を明々と照らす「お松明」がよく知られていますが、法会の中心となるのは本尊・十一面観音菩薩に日頃の罪過を懺悔(さんげ)して五穀豊穣・除災招福を祈る「悔過(けか)」という儀式です。
 「お水取り」は天平勝宝4年(752)に、東大寺の実忠和尚が創始したと伝えられています。それ以来、一度も絶えることなく「不退の行法」として、戦乱や火災などの危機を乗り越えながら、1260年を超える伝統を守り続けてきました。高名な「お水取り」の儀式は3月12日の深夜に行われますが、実際には2月20日から月末までの前行(準備・潔斎期間)と、3月1日から14日(15日未明)の本行とを合わせた約1ヶ月の間、様々な儀礼を執り行います。
本展は、毎年、「お水取り」がおこなわれる期間に合わせて開催する恒例の企画です。法会に用いられた法具や、儀式の様子を伝える文書、東大寺ゆかりの絵画、出土品などを通じて、奥深い「お水取り」の世界をご堪能いただければ幸いです。

【料金】
観覧料金:一般520円、大学生260円

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