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名品ギャラリー 仏画 涅槃図

【開催日時】
2018年1月23日(火) ~ 2018年2月18日(日)
火〜木・日曜日 午前9時30分〜午後5時、金・土曜日午前9時30分〜午後8時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日

【開催場所】
京都国立博物館

【内容】
釈迦は旧暦2月15日に涅槃に入ったとされ、2月15日もしくは新暦で調整した3月15日に涅槃会が行われます。その際に懸けられるのが、仏涅槃図です。大きな作品が多く、中には堂内に懸かり切らないほど巨大なものがあり、なぜ涅槃図にかほどの大きさが必要とされたかは、実は悩ましい問題です。最近は、バーチャルリアリティというか、見る人に自分もその場にいるような共感を持たせるためではないかと想像しています。鎌倉時代には、中国の新しい様式を取り入れた作品が激増しますが、これもその写実的な描写で臨場感を高めるためだったのでしょう。仏教の祖である釈迦は宗派を越えて尊信される存在であり、それが涅槃会を日本人に親しませるものとしたのでしょう。

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