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やきもの、茶湯道具の伝来ものがたり ―付属品・次第とともに観る―

【開催日時】
2017年12月5日(火) ~ 2018年1月28日(日)
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日

【開催場所】
東京国立博物館

【内容】
この特集は、陶磁器や茶湯道具に関する作品を中心に、日ごろ御覧いただく機会の少ない付属品を一緒に展示し、作品がどのように伝わってきたかを紹介します。
付属品には様々なものがあり、茶の湯の世界では次第(しだい)とも呼ばれます。たとえば共箱(ともばこ)は、作品の作り手が作品や作者の名前などを書いて、作品が作られたときから共に伝来したものです。一方、茶碗の大きさにあわせて作られた箱や袋、評価や来歴を記した書付、好みの裂でしつらえられた茶入の複数の仕覆(しふく)といったもののように、様々な所有者を経ていくうちに、加えられていったものなどもあります。また、それら付属品すべてを収める、作品本体に対してずいぶんと大きな箱が付随することもあります。このような付属品は、時を経て大切に保管されてきたことの証です。また、誂(あつら)えられた箱にみられる個性や、後世の箱書き、手書きの覚書などは、所有者独自の鑑賞眼と作品への愛着をうかがわせる、非常に興味深い資料でもあります。
展示では、「茶湯道具の次第」「コレクターの眼」「作り手の記録」という3つのテーマを設けました。作品の背景に広がる世界をぜひお楽しみください。

【料金】
一般620円、大学生410円

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