絲と声〜うたうこと、語ること〜
2017/03/24 19:26:45
【開催日時】
2016/10/4
【日時】
2016年10月4日(火)
18:30開場19:00開演
【開催場所】
京都芸術センター2階 講堂
【内容】
「荒鼠」は、滑稽な詞章により深夜に家中を走り回るねずみ達の様子をおもしろおかしく歌い語る。
「異類婚姻譚」は人間以外の怪物が人間との結婚を「食べる」事を以て婚姻となす架空の物語を題材とする。現代的な音、そして恐ろしい「言葉」が響き合う。
「風がおもてで呼んでゐる」は三絃にて微分音を多用し、移り変わる音の抑揚にしたがい宮沢賢治の4つの詩が朗誦される。その自由な音の流れは作曲家独自の世界を現しているようである。
そして今回、二人の作曲家による二つの箏唄が誕生する。
箏と三絃の「絲(いと)」で音楽を奏で、体内より生まれ出る「声」で歌い、語る。
【プログラム】
作物「荒鼠(あれねずみ)」〈作者不詳〉
月読三歌〜「植物文様琴歌集」から〈藤枝守作曲:世界初演〉
異類婚姻譚(いるいこんいんたん)〜十七絃箏唄のための〈増田真結作曲〉
きよきなぎさに〈藤家溪子作曲:世界初演〉
風がおもてで呼んでゐ〈宮沢賢治:詩高橋悠治作曲〉
【演奏】中川佳代子〈唄、箏、十七絃、地唄三絃〉
《共催》京都芸術センター
《後援》沢井筝曲院京都三曲協会公益財団法人京都市文化芸術協会
【料金】
【入場料】一般3000円(前売:2500円)
【お問い合わせ】
中川佳代子箏・三絃研究室
kayoko_kotokoto@ybb.ne.jp
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