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第12回いとしま8.6平和劇 SORA-空- 海軍航空隊玄界基地の物語

【開催日時】
2024年8月9日19時開演 10日14時開演

【開催場所】
伊都文化会館

【出演者】
糸島市内の小中高生とおとなたち

【内容】
玄界基地は、太平洋戦争の末期となる昭和20年の春頃から現在の糸島市志摩船越を中心に 置かれていた日本海軍の秘匿航空基地です。当初は「西海空小富士基地」として設置されましたが、第634海軍航空隊とその指揮下にあった偵察301飛行隊が新たな拠点基地として移転してき たため「玄界航空基地」と改称されたのです。そして、沖縄戦への参戦、本土決戦に備えて基地は 増強・拡張されました。玄界基地の兵員は、水上機の搭乗員や整備兵を除けば、その多くが10~20代の若者で、これらの兵員は1000名以上もいたと言われ、基地となった集落や民家や旅館などに分宿していました。兵員の食事は、久家、松末、新町に設置された烹炊所で調理され各宿舎へ分配されたそうです。 秘匿基地という性格上、任務も極秘とされ、戦後長らく基地の実態や正式な名称すら分からないままでしたが、平成2年に当時の偵察員であった梶山治氏が「瑞雲飛翔」を志摩町に寄付されたことがきっかけとなり、地元の有志が調査を開始。当時を知る多くの関係者の証言や資料を集めるなどして実像が明らかになってきました。当団体も2015年に糸島の戦争についてのドキュメンタリーDVDを制作。2006年には「引津~海にむかって~」という劇も上演しています。 玄界航空基地は、その存在を知る人もまだ少なく、子どもたちに伝えるには難しい内容です。そこで、今年は、子どもにも分かりやすく伝えることができるように工夫し、基地の兵員さんたちや、当時の人々の暮らしを描きながら、平和への想いや祈りを舞台を通して伝え、後世につないでいくことを目的とします。

【料金】
小中学生200円 高校生以上500円

【主催者】
いとしまハローピースアクト

【お問い合わせ先】
電子メール
86peace.act@gmail.com

【Webサイト】
https://www.instagram.com/86_peaceact/

【バリアフリー対応】
手話

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